明けましておめでとうございます!イタリア語ではBUON ANNO(ブオンナンノ)!
今年は海外に興味のある方に役立つようなもっと実務的なこと、留学情報、ビザの取得方法、海外起業の方法などについて、また私の周りにいる面白いイタリア人たちも書いていこうと思います。もっと面白いブログにしていきたいと思っていますので、今年もどうぞよろしくお願いします!ブログのメール配信も始めました。いちいちブログを開かなくて済みますし、お時間のある時、好きな時に楽しんで頂けますので、メール配信もどうぞご利用ください。
さて、皆さんはどのような年末年始をお過ごしでしょうか?
イタリアはカトリック教徒の多い国なので、クリスマスが伝統的な行事日、年末年始は元日だけ祝日で、その他の日は祝日でもなんでもありません。日本のお正月がイタリアでいうところのクリスマス、家族と一緒に伝統料理を食べる日です。日本が大晦日にお寺参りするように、イタリアではクリスマスイブに教会で盛大にミサが行われます。(盛大にという表現が適切かは疑問がありますが、とにかくいつもより長く行い、かなりの人が訪れます。)日本では元日に年賀状が届きますが、イタリアでは25日までにクリスマスカードが届きます。そして日本でいうところのクリスマスが、イタリアでいうところのお正月のような感じ、年末年始は友達や恋人たちとパーティーをしたり、出かけたりします。
過去にイタリア人たちと年末年始を過ごしたので、今日・明日と2回に渡って、その様子をお伝えします。今回は「田舎の別荘で暖炉を囲んでパーティー」編です。
私の周りのイタリア人の友人たちは、景色のいい田舎や海辺に別荘を所有している人が多いです。なので、しょっちゅう別荘でホームパーティーを開いています。
大晦日に、友達のFRANCESCO(フランチェスコ)から、田舎の別荘でのパーティーに招待してもらいました。ホームパーティーに招待されたらだいたいワイン1本持っていけば失礼にあたりません。招待者から食べ物一品持参を希望されたら、持ち運びやすい食べ物を何か持っていきます。
田舎の別荘には広大な庭があることが多く、夏は庭でピクニックしたりバーベキューしたりするのですが、冬は寒いので家の中の暖炉を囲んでの食事が一般的です。暖炉の火でお肉や栗を焼いたりもします。
この日は総勢25人ほどが集まりました。子供や赤ちゃんもいてとっても賑やか!FRANCESCOとお兄さんが手料理を振る舞い、猪の煮込みやポレンタ(トウモロコシの粉を煮て作る料理)などをみんなで頂きました。そして、ニューイヤーカウントダウンをし、新年とともにプロセッコ(スパークリングワイン)を開けてお祝いしました。
あとは・・・飲む、飲む、飲む!(笑)
パーティーで盛り上がるのが、このおかしなメガネ!日本の100円ショップや、イタリアの99セントショップなどで見つけては購入し、コレクションしています。これを持っていくだけでイタリア人も大喜び!イタリア人も写真が大好きなので、一緒に写真を撮って盛り上がれます。私は、さらに緑のカツラも愛用。これを被るだけで、イタリア人から大絶賛されます(笑)こういう小道具を上手に使うと、イタリア人は大いに喜ぶので、ますます仲良くなれますよ!
イタリア人他、外国人と仲良くなる方法はこちらでもご紹介していますので、合わせてご覧ください→「これひとつで世界中の人と友達になれます」
みんな幼い頃からホームパーティーに慣れ親しんでいるので、おもてなし料理も得意。眺めの素晴らしい美しい家で、ヨーロッパ一結束力が強いと言われている家族や気心の知れている昔からの友人たちと、美味しい手料理とワインを頂く。料理も化学調味料を使わず、野菜をじっくり煮込んでブイヨンを作り、そこからリゾットなどを作る・・と時間も手間もたっぷりかけて行います。時間の使い方、時間の流れが日本とは全く違うイタリア。ゆったりと人生を楽しんでいるイタリア人を見ていて、とても”人間らしく”、それこそがイタリア人のいいところだと思っています。
イタリア人のおもてなし料理についてはこちらでも書いています、合わせてどうぞ→「イタリア男子の普段ごはん」
明日は、「②イタリア人の年末年始の過ごし方/フィレンツェの中心街でカウントダウン!」をご紹介ます。
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