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「痛みが美しさに変わるところ」フィレンツェでイラク人の彫刻展

2015/07/14

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mostra-palazzomediciriccardi4

Palazzo Medici Riccardiの中庭の奥に地下へと続く階段があり、その階段を降りると大理石美術館の入り口があります。

フィレンツェのPalazzo Medici Riccardi(メディチ・リッカルディ宮殿)内にある、MUSEO DEI MARMI(大理石美術館)にて現在”Where Pain Becomes Beauty”=「痛みが美しさに変わるところ」というテーマの、イラク人彫刻家Athar Jaber(アザール・ジャベル)の彫刻展が開かれています。

mostra-palazzomediciriccardi6

Athar Jaberの作品は中央の女性の頭部

なぜ、展覧会のテーマが「痛みが美しさに変わるところ」かというと・・・。

mostra-palazzomediciriccardi5

タイトル ”Head – Opus 5 nr.4″

例えば、こちらの彫像。今回の展覧会のメイン作品なのですが、彫刻の正面に立って左側から見ると、ツルツルっとした質感の女性の肌が表されています。素材はポルトガルのオーロラ・マーブル。この彫刻を反対側の右側から見ると・・・

mostra-palazzomediciriccardi7

一瞬「13日の金曜日」のジェイソンを思わせるような、ゾッとする雰囲気に息を飲みます。しかし、左側から見るツルツルっとした横顔よりも、圧倒的な存在感があります。思わず引き込まれるような美しさを次第に感じるようになります。

この作品は、「酸」を彫刻にかけて石にダメージを与えて制作されました。まるで、人の肌が酸をかけられ溶けてただれたように見えます。酸を浴びた「痛み」が「美しさ」に昇華される様子を表しています。

mostra-palazzomediciriccardi9

タイトル Head – Opus 5 nr.2

mostra-palazzomediciriccardi10

タイトル Head – Opus 5 nr.1

他にも、彫刻を銃で打ち砕いて制作された彫像など、バイオレンスとアートが融合された独特の世界観が繰り広げられています。この世界観が生み出される背景には彫刻家、Athar Jaber氏の生い立ちが関係しています。

mostra-palazzomediciriccardi12

展覧会のオープニング・パーティーにて。黒いシャツに黒パンツの青年がAthar Jaber氏。

Athar Jaber氏のホームページによりますと、Jaber氏は1982年にイタリア・ローマで生まれました。両親はイラク人です。

イラクといえば、誰でも記憶に残っている湾岸戦争。Jaber氏はローマ生まれ、フィレンツェ育ちとはいえ、やはり湾岸戦争のイメージが常に自身についてまわったようです。そのため、苦しみや暴力といったテーマはJaber氏には避けることのできないテーマとなりました。一方で美しい古都フィレンツェで育ったことで、Jaber氏は古典美術への理解を深めることができました。

こうした生い立ちから、Jaber氏は、美しさと暴力という対照的なものの探求を続け、このことは彼のアーティストとしての成長に重要な役割を果たしたとのことです。

Jaber氏は現在はベルギーのアントワープに住み、ベルギーの王立芸術アカデミーにて彫刻の教授、彫刻家として活躍を続けています。Jaber氏のホームページはこちら。

mostra-palazzomediciriccardi1

Palazzo Medici Riccardi

展覧会の後は、会場のPalazzo Medici Riccardi宮殿の見学もお忘れなく。特に見どころは二回にある礼拝堂。Benozzo Gozzoli(べノッツォ・ゴッツォリ)のフレスコ画が壁一面に描かれていて圧倒されます。

Athar Jaber氏の彫刻展は2015年7月31日まで開かれています。暴力と美しさが融合されたJaber氏の世界観をお楽しみください。

athar jaber-where pain becomes beauty

Palazzo Medici Riccardi(メディチ・リッカルディ宮殿)
住所: Via Cavour 3, 50123 Firenze
開館時間: 9:00-19:00(最終入場は18:30)
休館日: 水曜日
入場料: 7ユーロ(13歳以上)4ユーロ(6~12歳、15人以上の団体など)
HP:  http://www.palazzo-medici.it/

Mako Kobayashi

元静岡朝日テレビ報道記者、フィレンツェ在住。フィレンツェFMラジオ局レギュラーパーソナリティー(2012年〜現在)、「週刊新潮」イタリア取材協力ライター。JFN系列FMラジオ「On The Planet」レギュラー出演、「ITALIANITY」イタリア発コラム、「Fiat magazine CIAO!」にてイタリアからFiat情報発信、「あがるイタリア」小林真子のイタリア通信コラム連載中。「イタリア好き」イタリア好き通信コラム連載。「宅ふぁいる便」イタリア発、美食通信、イタリア労働ビザを取得・イタリアで起業、イタリア製バッグのオンラインストアAmicaMakoを経営。イタリアのテレビ局SKYに出演、イタリアの新聞社La Repubblicaから取材。英国留学、カリフォルニア州立大学留学、イタリア留学、現在までに海外39カ国、イタリア18州周遊。詳しいプロフィールはこちら。

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カテゴリー: TRAVEL, イタリアの旅行情報 タグ: メディチ・リッカルディ宮殿 作成者: Mako

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