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この公共サービスはイタリアの方が日本よりいい。

2016/02/05

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フィレンツェのごみ事情

フィレンツェのゴミ回収の様子。ゴミ回収トラックのクレーンでゴミコンテナを丸ごと持ち上げます。

日本のゴミ廃棄サービスは非常に不便

日本の公共サービスは、多くの場合でイタリアよりいいと、イタリアに住んでいると思います。住民票登録など日本では数時間でできますが、イタリアでは2か月もかかる場合もあり、またそれも何度も役所まで足を運ぶ必要があったりと、まあ面倒くさい。パスポートの申請にしても、イタリア人の友人などは完成予定日に取りに行ったらまだできておらず、結局パスポートが間に合わず、チケットまで取っていたのになんと海外に行けなかったという逸話まであるくらい。イタリアの公共サービスのトロさを見ていると、日本の公共サービスはなんて素晴らしいのだろうとよく実感します。

ですが、ある公共サービスだけは、日本はなんと不便なのだろうといつも思います。それはゴミ廃棄・回収サービス。イタリア中を調べただけではなく、また日本中を調べただけではないので、厳密にはこれまでに住んだことのあるフィレンツェと東京・静岡の比較になってしまいますがそこはご了承ください。

いちいち調べないとわからないほど複雑なゴミ出し期日

日本の場合、引っ越しをすると住民票を登録した際に「ゴミ出しマニュアル」を役所から支給されます。ここに、燃えるゴミの日は何曜日で、不燃物は2週目の何曜日など、事細かに記載されてあります。もう、そのマニュアルを読んだだけでうんざり。いちいちごみの日を頭の中にたたきこんだり、マニュアルカレンダーを壁にかけて、自分のスケジュールをゴミの日に合わす必要があります。不燃物など2週間に一度しか出せなかったりするので、出し忘れた時は悪夢。2週間も待つ必要があり、2週間も待っているとまた忘れてしまい、1か月以上待つことも。しかも辛いのが引っ越し時。引っ越しの時こそ多くのゴミが出ますが、このゴミをどう出せばいいというのか。引越し日をゴミの日に合わせる必要があるとでも?転勤が何度かあって引っ越しを繰り返しましたが、その度に途方に暮れたものです。

早朝しか出せないという、市民のライフスタイル無視の設定

これまで日本で住んでいた静岡にしても東京にしても、いつも「ゴミ出しは7時半~8時半」といったような早朝指定がありました。そしてたいてい「それ以外の時間外に出すものへ警告」というような、その日時以外にゴミ出しをする者をまるで犯罪者扱いするかのような強い語気で注意書きが張り出されていたりしました。いつも、この時間指定には疑問を感じていました。当時の私はテレビ局の報道記者でしたので、朝も夜もありません。徹夜勤務を終えて朝10時に帰宅したり、深夜の3時に帰宅したり。7時半~8時半に不在だったり時間が作れない日が何日も続くこともざらで、その間に出るゴミはどうすればいいというのか。冬はまだしも、夏場は特に困ります。勤務時間が一定ではないライフスタイルの市民はどうすればいいというのでしょう。様々なライフスタイルを無視した設定だと感じていました。

むき出しの場所に廃棄のため、カラスの被害に遭ったことも

また、ゴミ出し場所についても、瓶や缶などについてはケースが用意されたりしますが、一般家庭ごみの回収が家の前や近くの電柱の下など、なにもないむき出しの場所がゴミ回収場所に指定されていました。引越したばかりの頃、その近辺の状況を把握しておらず、家の前にごみをむき出して置いたばかりにカラスにごみ袋をつつかれ破かれ、ゴミが家の前の道路に散乱するという恥ずかしい思いをしたこともあります。そのため、カラス防止ネットを買いに行く必要がありました。またカラスにつつかれなくても、ちょっと袋から液体がこぼれてしまったり、なにかと道路もよごれます。電柱の下にごみを集める場合は、近所の人が持ち回りで掃除をする必要も出てきます。

アメリカのゴミ回収システムはとても合理的

海外に出るまでは、しかしそのゴミ回収もそういうシステムが当たり前だと思っていました。それしか知らなかったですし、なんでも合理的で機能的な日本がそういうシステムなので、世界もそんなものだろうと思っていました。それが、海外留学でアメリカ・カリフォルニア州に滞在した時に、アメリカのゴミ回収システムを見て非常に驚きました。もうずいぶん昔のことなので、今では変わっているかもしれませんが、各家庭に巨大なゴミ回収ボックスが2つか3つあり(一般家庭ごみ用と不燃物用)、いつでも好きな時にごみを出すことができます。そして、ある一定のタイミングで巨大なゴミ回収トラックが回収にまわり、人間の手でゴミを回収するのではなく、トラックについているクレーンでゴミ回収ボックスを持ち上げて、ゴミをトラックに積み込むと、またその回収ボックスを元ある位置に戻していました。とても合理的で、そのシステムを見た時に「なんて便利なんだ」と感動すら覚えました。

しかし同時に、そのサービスが可能なのは、巨大なゴミ回収ボックスを自宅敷地内に置けるスペースがあって、そこに塀などがないこと、またその大きなトラックが通ることができるほど広い通りが自宅前にあること、といった立地条件の場所に限られてきます。だだっ広いカリフォルニアと狭い日本では立地条件的にこのサービスを日本で導入するには無理があると思っていました。

狭い道路のイタリアもアメリカと同じ、合理的ゴミ回収システム

ところが、イタリアのフィレンツェに暮らすようになると、フィレンツェのゴミ回収もアメリカと同じだということに気づきました。イタリアは日本と同様、道幅が広いわけでもないですし、それぞれの敷地が塀で覆われています。どうしているかというと、自宅の真ん前にゴミ回収ボックスがあるわけではなく、日本と同じようにいくつかの集積ポイントが点在しているようになっています。おおよそ、どの家庭からも500~800メートルほどのところに集積ポイントがあります。この集積ポイントは大型トラックも通れる場所にあり、アメリカ同様にゴミ回収トラックが一定の周期で回収にまわり、トラックについたクレーンでゴミ回収ボックスを持ち上げ、ゴミをトラックに積み込みます。これならゴミ回収作業員が自らの手でごみを触ってけがをすることもありません。1人でも作業できるので作業員の人件費削減にもつながります。

この方法なら、各個人の都合のいいタイミングでゴミを出せ、専用ボックスで覆われているため、カラス被害に遭うことや道路を汚すことも防ぐことが可能です。またふたがついているので、臭いの問題にも遭遇したことがありません。専用ボックスは生ごみ、不燃物、ガラスやプラスチックなどリサイクルと分れているため、どのゴミでも好きな時に出せます。(※紙類のみ1週間に一度、曜日が各地域ごとに指定されています。地域によっては紙類も分別して出せるボックスが配されているところも。)

フィレンツェではこのゴミ出しサービス利用料金は、各家庭の家の広さに比例して設定されます。大きい家は、その分ゴミ出し量も多いとみなすのか、セービス料金が高くなるという設定になっています。だいたい、一年間で100ユーロ前後(2016年2月現在、1ユーロ=約130円)です。このゴミ出しサービスで不満に思ったことは、今のところ一度もありません。いたって便利だと思っています。特に旅行前にごみを出しきってからすっきり出かけられるので、帰宅後もゴミ問題はありません。

なぜ日本のゴミ出しサービスは何十年も同じままなのか?

なんでも合理的で機能的なとても便利な日本。ですが、ゴミ出しばかりは何十年も変わらない不便なまま。ゴミ出しを複雑にして、家庭からゴミを出す意欲を減らさせ、家庭から出るごみの量を減らしたい、というような思惑でもあるのだろうか?という回りくどい推測もしてみるものの、それにしては日本はゴミが大量に出やすい環境でもあります。スーパーやデパートにいくと、過剰なほどの包装が施されています。ゴミを減らす目標があるのなら、ゴミを販売しない(余分なプラスチックケースや何十もの紙包装など)方が先決だと思うので、この推測も正しくない気がする。では、このゴミボックスを全国に配布するのに莫大な税金がかかるからだろうか。前述した通り、各家庭ではゴミ出しのためにカラス防止ネットを購入したり、また東京都町田市などはゴミ出し専用の指定プラスチック袋を設け、その袋がけっこうな値段をしていたことから、そこからゴミサービス料を回収していたと思いますが、そんなゴミ袋やネットにその都度お金をかけるくらいなら、その費用をまとめて支払えば、ゴミコンテナくらいなんとでもなる気もします。そもそも一度はお金がかかりますが、一度システムを作ってしまえば何年ももちます。住民たちは、「ゴミ当番」なる、ゴミ回収後の道路掃除などからも解放され、なにより好きな時に、カラスなどを気にせずにゴミを出せます。不法投棄の問題もあるかもしれませんが、それならイタリア、アメリカでも同じリスクはあります。日本だけの問題ではありません。

もちろん、それ以前に重要なごみ問題は、世界一廃棄量が多いとも言われている日本のゴミの量の軽減にあります。そこはもちろん理解していますがそれはまた別の課題として、日常生活から切っても切れないゴミ捨ての問題が日本ではずっと不便なままなのは、なぜだろう・・?と、イタリアで日付や曜日を気にせずにごみを廃棄しながら、そう不思議に思うのでした。

Mako Kobayashi

元静岡朝日テレビ報道記者、フィレンツェ在住。フィレンツェFMラジオ局レギュラーパーソナリティー(2012年〜現在)、「週刊新潮」イタリア取材協力ライター。JFN系列FMラジオ「On The Planet」レギュラー出演、「ITALIANITY」イタリア発コラム、「Fiat magazine CIAO!」にてイタリアからFiat情報発信、「あがるイタリア」小林真子のイタリア通信コラム連載中。「イタリア好き」イタリア好き通信コラム連載。「宅ふぁいる便」イタリア発、美食通信、イタリア労働ビザを取得・イタリアで起業、イタリア製バッグのオンラインストアAmicaMakoを経営。イタリアのテレビ局SKYに出演、イタリアの新聞社La Repubblicaから取材。英国留学、カリフォルニア州立大学留学、イタリア留学、現在までに海外39カ国、イタリア18州周遊。詳しいプロフィールはこちら。

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カテゴリー: LIFE, イタリアの暮らし 作成者: Mako

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