今回はイタリアのバレンタイン事情についてご紹介します。
イタリアといえば・・アモーレ(愛)の国!なんて世界中でよく言われます。
そんなイタリアのバレンタイン事情はというと・・
そもそもバレンタインデーはイタリアが発祥の地だそうです。
イタリア語では「San Valentino(サン・バレンティーノ)」といいます。
聖バレンティヌスに由来する記念日だそうですが・・そのあたりの歴史についてはウィキペディアを!
ただ、イタリアでもこの日は祝日ではなく、学校や会社、お店なども通常通りです。
イタリアではバレンタインはまたの名を「Festa degli innamorati(フェスタ・デッリ・インナモラーティ)」、直訳すると「恋人たちの記念日」といいます。
既に恋人同士のカップルがお互いの気持ちを確認しあってお祝いする日なんです。
女性から男性へチョコレートを渡して告白・・などという習慣は全くありません。
女性から男性へ、というキマリもなければ、チョコレートを渡す、というキマリもなく、
好きな人へ告白、というのもなし。ホワイトデーも存在しません。
イタリアではバレンタインには男性から女性へプレゼントを贈ることが主流。
特に人気のプレゼントは赤いバラだとか。アクセサリーや下着なども人気のプレゼントのようです。
もちろん女性から男性へプレゼントすることもあります。
また、バレンタインデーはイタリアでも最もレストランの予約が取れにくい日!
日本と同様、カップルでバレンタインデーにロマンチックなディナーを楽しむのもイタリアの習慣です。レストランもこの日はこぞってバレンタイン特別ディナーを企画したりします。
(もしイタリアでバレンタインディナーを過ごされるなら、「これであなたも困らない!レストランで使えるイタリア語」もどうぞ!)
ところで、イタリアでロマンチックなディナーとして選ばれるレストランはどんなところかわかりますか?実は「お寿司が食べられる日本食レストラン」が人気なんです。日本人にとってオシャレなレストランといえばフレンチやイタリアンが挙げられますが、イタリア人にとっては「寿司、日本食」がオシャレなんだとか。実際、イタリア人から一番多くされる質問も「(居住地の)フィレンツェの日本食レストランはどこが一番いい?恋人と行きたいんだけど!」なんです。もう何十回、この質問を受けたことか!
イタリアではメッセージを書いたミニカードをプレゼントに添える習慣があります。
バレンタインプレゼントに添えるロマンチックなメッセージなんて、どんなことを書いたらいいんだろう?!という日本人のために、世界でも「モテ男」で有名なイタリア男性にメッセージ参考例を伝授して頂きました。
訳すと恥ずかしさ満点の赤面ものなので、そのままイタリア語でどうぞ・・・(笑)
♡Ho scelto la rosa più bella di tutte, ma il fiore più bello sei tu♡
(オ・シェルト・ラ・ローザ・ピュ・ベッラ・ディ・トゥッテ、マ・イル・フィオーレ・ピュ・ベッロ・セイ・トゥ)
「一番美しいバラを選んだよ、だけど一番美しい花は・・・あなた♡」
♡Ovunque andremo, la cosa più bella che vedrò sarai sempre solo tu♡
(オヴンクエ・アンドレモ、ラ・コザ・ピュ・ベッラ・ケ・ヴェドロ・サライ・センプレ・ソロ・トゥ)
「どこに行こうとも、これから見るもので一番美しいのはいつも・・・君だけ♡」
イタリア男の本領発揮!こういった言葉が自然とすらすら出るのは驚異的!
まさに生まれながらの詩人!(笑)
でも、日本人にはやっぱりものすごく恥ずかしいですよねえ、こういうフレーズ・・・。
さて、イタリアのバレンタイン事情いかがでしたでしょうか?
イタリア人に聞いたところ、普段に使えるバッグなども人気のプレゼントなんだとか。あと一か月に迫ったバレンタイン、まだプレゼントが決まっていないようでしたら、バレンタイン発祥の地のイタリア製バッグはいかがでしょうか?プレゼントを渡す際は、ロマンチックなイタリア語のメッセージを添えることをお忘れなく!
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