日本にいた時、よくカルビーの「堅あげポテト」シリーズを食べていましたが、あのカリッカリ感が大好きでした。ああいうの、イタリアでも食べたいなあ・・と思っていたところ、見つけました!!日本のものが手に入らなければ、似たようなイタリア商品を見つけるのが、イタリアでのサバイバル術のようになってきた今日この頃。この商品は、思わず「ジャケ買い」、パッケージが美味しそう~と思って買ってみたポテトチップなのですが、パッケージを裏切らない美味しさ。まさに堅あげポテトの感覚、厚めのポテトがカリッカリです。このポテトチップ、PATA(パータ)という1981年創業の製造メーカーの商品で、日本の堅あげポテト並にいろんなフレーバーがあるのですが、一押しはこちら。(以下、写真は全てPATAのHPから借用しています。)
日本には無さそうな、いかにもイタリアらしいフレーバー、「ローズマリー風味」です。ローズマリーの香りがよく、ホームパーティーのアパタイザーにもお勧めのフレーバーです。ちなみにイタリア語ではRosmarino(ロズマリーノ)です。イタリアでは家庭料理でもレストランでも、よくポテトのオーブン焼きがつけあわせで出てくるのですが、やはりよくローズマリーが添えられています。イタリアではポテトとローズマリーは納得の組み合わせです。
こちらは「ザ・イタリア!」なフレーバー、トマトとバジリコ。思ったより、トマトとバジリコの味がしなくて、ちょっと物足りない?
こちらも「これぞイタリア!」な、モデナのバルサミコ酢のフレーバー。でも日本の「酸っぱムーチョ」やアメリカの「プリングルスのソルト&ビネガー」ほど酸味が無いので、こちらもまた少々物足りないかも。カリッカリ感は最高なんですが。
揚げ油に6%のエキストラバージンオリーブオイルを使っているポテトチップ。これはまだ見かけたことがないので、見かけたら購入してみたいと思います。
ペペロンチーノ(唐辛子)フレーバー。これも日本やアメリカのものより味は薄めで、全く辛くありません。「ほんのり風味がする」程度なのがイタリアのポテトチップなのかもしれません。
オーソドックスな塩味。塩加減が抜群でとても美味しいです。
エキストラバージンオイル以外は全部食べましたが、風味が一番しっかり効いていて美味しいのがローズマリー風味。先日、フィレンツェのCOOP(生協)へ行ったら、このシリーズが特売になっていてほぼ売り切れ状態!欲しかった塩味とローズマリー風味は完売、ビネガーとペペロンチーノは残り1個ずつ、トマトとバジリコが10袋程度となっていました。やはり、イタリア人にも人気なんですねえ、ローズマリー風味。
パッケージもいかにもイタリアらしくてお土産にもいいですよね。
ちなみにイタリアでポテトチップはPATATINE (パタティーネ)と言いますよ。
こんなこと書いていると・・・また食べたくなってきました!ワインにもビールにも合うパタティーネ、なかなかダイエットができそうにないイタリア生活なのでした。
きたとしかず says
ローズマリー風味って一番イタリアぽい気がします。
日本でイタリア料理の看板を出すお店の多くはローズマリーとは無縁だったりしますが、イタリアではニンニク、バジリコなどよりローズマリーの方が圧倒的に存在感がありますよね。
イタリアでいくつかのホテル、レストランで修行しましたが、どこも、お肉の付け合せの大定番がローズマリーとじゃがいものローストでした。
アチェート・バルサミコ・ディ・モデナ風味にちゃんとIGPってところまで入ってるところがイタリアらしい(笑)
Mako says
きたとしかずさん、いつもコメントありがとうございます。きたさんはcuoco(コックさん)だったんですね、どうりでいつもワインやお料理に詳しいわけです、納得しました。そうですよね、イタリアはローズマリーに存在感がありますよね~。イタリア人の友人たちのホームパーティーでも、やっぱりローストポテトにはローズマリーが定番です。しかし、イタリアのローストポテトは本当に美味しい。あのジャガイモがトロっとなる感じは日本では食べたことが無いです。そして甘い。ポテトの種類が違うからでしょうか?!
あはは、もしワイン風味があればDOCとか入れちゃいそうですよねー!