ナポリは10月でもかなり暖かく半袖Tシャツで日中はOKでした。フィレンツェは既に肌寒かったのでセーター類ばかり持っていってしまって困ったくらいです。イタリアは小さい国とはいえ、日本のように北と南で天候が違いますし、毎年天候も変わりますので、旅行前にはネットで天候や気温を調べた方がいいです。一番いいのは、今更言うまでもないかもしれませんが、Tシャツにカーディガンといった、脱ぎ着できるスタイルだと思います。
Palazzo Reale (王宮)前のPiazza del Plebiscito (プレビシート広場)にて。この王宮は博物館で入場も可能です。
ナポリではfunicolare(フニコラーレ)=ケーブルカーが走っています。これに乗って、Castel Sant’Elmo(サンテルモ城)のあるVomero(ヴォメロ)の丘に行くことができるのでとても便利です。切符は地下鉄・バスと共通なので、地下鉄のチケット自動販売機やタバッキ(キオスク)などで購入できます。
Vomero(ヴォメロ)の丘からの眺め。駅のあるスパッカ・ナポリ方面の景色です。
これぞナポリ!スパッカ・ナポリと呼ばれるナポリの下町では、細い路地にごちゃごちゃと洗濯物が出ていたり、車やスクーターが所せましと走ったりする喧噪の世界を見ることができます。
spaghetti alle vongole (スパゲッティ アッレ ボンゴレ)日本でも誰もが知っているあさりのパスタ。ここではトマトソースではないビアンコを頂きました。正直、フィレンツェで美味しいボンゴレに出会ったことがないので、あまり期待していなかったのですが・・ナポリのボンゴレは美味しい、美味しすぎます!毎日食べたくなるような味でした。
pasta e fagioli con le cozze(パスタ エ ファジョッリ コン レ コッツェ)ムール貝入りの豆パスタ。イタリアでもよくお豆の料理が出てきます。ですが、このパスタは・・豆がないほうが良かったなあというのが個人的な感想です。ちょっと舌触りがもったりして、他の料理に比べたらパッとしなかったです。
cannolicchi e vongole (カンノリッキ・エ・ボンゴレ)マテ貝とあさりのソテー。これ、ものすごく美味しかったです。イタリアでマテ貝見つけたら迷わず食べてほしい!とにかく甘いんです!
度胆を抜かれたのがナポリファッション。高級ブランドが並ぶ地区もあるのですが、駅周辺のカオスな場所では、全身ヒョウ柄だったり全身ド派手な花柄だったり、フィレンツェではあまり見かけない不思議な洋服が多く販売されていました。adidasも他の町とはかなりテイストの違う商品がフィーチャーされ、adidasと気づかないくらいでした。「イタリアっておっしゃれ~」と思う日本人のイメージを覆してくれる街です。
よく「ナポリは汚い。道路はゴミだらけ。」と言われています。なのでけっこう覚悟を決めて行ったのですが、意外にきれいで、拍子抜けしたくらいです。たまに汚いゴミだらけの場面に出くわすと「やっとイメージ通りのナポリだ!」と喜んで写真を撮ってしまったくらいでした・・。ということで、これはそんな貴重な一枚です。
こちらはナポリのドゥオモ。夜はライトアップされ白い壁面が浮かび上がり素敵です。
ナポリ二日目の夜も・・目的のピッツァ!この日もナポリ出身者に聞いたお勧めのレストランDi Matteo(ディ・マッテオ)を選びました。
Di MatteoはDa Micheleと違い、メニューの品数は豊富でCalzone(ピッツァを二つに折ったもの)もありました。ここも本当に美味しかった。ナポリのピッツァが美味しいというのは本当です。二夜連続で食べましたが、全く飽きませんでした。毎日食べたいほど美味しいナポリのピザです。
旅情報:
トラットリアAntica Capri 住所 Via Speranzella, 110, 80132 Napoli, Italia 電話 +39 081 0383486
URL: http://www.anticacapri.it/ピッツェリア Di Matteo 住所 Via dei Tribunali, 94, 80138 Napoli, Italia 電話 +39 081 455262
URL: http://www.pizzeriadimatteo.com/
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