2013年10月、海の街ナポリへ。フィレンツェからは電車で3時間弱。
目的は・・・ピザ!ジュリア・ロバーツ主演の映画「食べて祈って恋をして」でも、ナポリでピザを食べるシーンが出てくるくらいピザが美味しい街として有名です。治安が良くないとよく言われていますが、ブランド品や貴金属類をつけずにカジュアルな格好をし、特に治安が悪いとされるナポリ中央駅周辺は夜出歩かなければ、特に問題ないように感じました。フィレンツェに比べてアジア人観光客の数はぐっと減り、汚いところと上品でオシャレなところがミックスされた独特な雰囲気の街。目的のピザのお味は・・・?
ナポリ初日。夕方5時くらいに着きましたが、お昼をほぼ食べなかったので、既に空腹状態。ナポリ出身者に聞いたお勧めのピッツェリアDa Michele(ダ・ミケーレ)へ。まだ早い時間帯だというにも関わらず、既に行列ができていました。
創業は1870年。ピザはマルゲリータとマリナーラのみ。自慢の二種類だけという潔さです。
この窯で美味しく焼いてくれます。さすが有名店だけあって、観光客でいっぱいです。ちなみに、イタリア人もピザにはビールを頼む人が多いです。
念願のナポリピッツァ。とにかく巨大!ちなみにピザとビールでなんと6ユーロ・・安い!(注:この写真のピザは大きいサイズを頼んだので8ユーロくらいした気がしますが、それでも安い!)肝心のあ味は・・「ナポリでピザ食べて死ね」といっても大袈裟でないほど美味しかったです。このピザのためにまたナポリに行きたいくらい。
ナポリはカフェが美味しい街としても有名です。食後に普段は苦手なエスプレッソを飲んでみましたが、確かに美味しい!ミルクなしでも飲めました。ナポリの近くの街、サレルノが有名なリモンチェッロというレモンのリキュールも飲んでみましたが、これまた美味しかったです。個人差がもちろんあると思いますが、私の場合は、観光客でにぎわうカフェは良心的で、逆に地元民向けのような小汚いバールでは高く請求されました。フィレンツェとは真逆の現象に少々戸惑いました。なんとも不思議な街です。
ミラノ?!と見間違うようなガレリア(アーケード)がナポリにもあります。このガレリア・ウンベルト一世は、サン・カルロ劇場の目の前なので、オペラ鑑賞などの前にちょっと立ち寄れます。
サン・カルロ劇場。ヨーロッパ最古の劇場として知られます。この日はドキュメンタリー映画祭が開かれていました。日中は、入場券を購入すれば、中を見学することもできます。とても美しい劇場なので、必見です。
天井画も豪華です。次回はここでオペラ鑑賞してみたいものです。
旅情報:
ピッツェリア Da Michele 住所 Via Cesare Sersale, 1-3, 80139 Napoli, Italia 電話 +39 081 5539204
URL: www.damichele.netサンカルロ劇場 Teatro Sancarlo 住所 Via San Carlo, 98, 80132 Napoli, Italia 電話 +39 081 7972331
URL: http://www.teatrosancarlo.it/
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