ピッティ・ウオモ2016秋冬リポート|写真スナップ一挙公開（１）

89回PITTI UOMO（ピッティ・ウオモ）
来場バイヤーは対昨年比4％UPの2万4800人

先週1月12日～15日、フィレンツェにて世界最大級の男性ファッション・プレタポルテの見本市PITTI UOMO（ピッティ・ウオモ）が開催されました。毎年1月と6月の2回フィレンツェで開催されるこの見本市は、今回で89回目を迎えます。

Pitti Uomo 89の公式HPの発表によると、今回の見本市にはイタリアからはもちろん、世界中から男性ファッション・ブランドが集結。メーカー、バイヤー、モデル、PR、ジャーナリストなど、トータルで3万6000人が訪れました。バイヤーの数は昨年1月開催よりも4％増加し、2万4800人に到達。

海外からのバイヤー数、日本は世界第2位の841人

イタリア国外からの訪問者数は対昨年比＋2.5％とアップ、中でもヨーロッパ勢が、ドイツが+14%、 スペインが +20%、オランダが +14%、スイスが +12%と軒並み増加。さらにアイルランドは対昨年比において50％も増加。フランスは伸び悩み、出店数が+3.5%増えたのにとどまりました。

日本からのバイヤーは841人、イタリア国外からの訪問バイヤー数で世界第2位でした。以下、国別バイヤー訪問者数のベスト10です。日本は前回の2015年6月開催の88回と同様、2位となりました。

1位：　ドイツ（932）
2位：　日本（814）
3位：　スペイン（758）
4位：　英国（639）
5位：　トルコ（557）
6位：　オランダ（529）
7位：　フランス（468）
8位：　中国（396）
9位：　スイス（389）
10位：　ベルギー（307）

今回は会期中の4日間のうち3日目に大雨が降りましたが、それ以外は天候に恵まれ会場は常に多くの人で溢れていました。また、ここ数年で恒例となっているファッションスナップ撮影隊と、撮影されたいファッションピープルの数も多く集まり、メインパビリオン前には自慢のファッションに身を包んだ男性たちがずらっと列を作りました。

日本のファッション業界にとっても大事なイベントとなっているピッティ・ウオモ、第８９回２０１６秋冬コレクション会場にて世界中から訪れたファッション関係者を撮影したスナップ写真を今回と次回の２回に渡ってお届けします。

冬でも素足に革靴！

男性ファッション誌「レオン」に出てきそうな男性

独特のオーラを放ち、あちこちで撮影されていたこちらの男性、次回のブログポストにも登場します。

会場には面白いブースが沢山あり、テーマパークのような雰囲気。

日本でも人気のブランド、Brunello Cucinelli（ブルネッロ・クチネッリ）のクチネッリ氏。

凡人では着こなせない舞台衣装のような上下をとても美しく着こなしていて会場でひと際目立っていました。彼は次回のブログポストにも登場します。

クラッチバッグは少数派に。

イタリア紳士の手元には本革のビジネスバッグ。

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お値段以上のクオリティー、リピーターが多いのが自慢です。

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コートの下のジャケットが裾を縛るデザインでオシャレ。やはり足元は素足。

イタリアの男性ファッションブロガーTOP3に入るMariano Di Vaio（マリアーノ・ディ・ヴァイオ）。ひっきりなしに写真撮影を求められていました。

「無政府」って・・・。

オシャレが大好きというのが伝わってくる、素敵なご夫婦。イタリア人はさすが色の使い方が上手です。

普通の格好でいながらすっきりした雰囲気で格好良かった男性。使い込んだ革バッグがオシャレをいっそう格上げ。

次回もピッティの会場で撮影した男性ファッションスナップ写真をたくさんお届けします。次回もどうぞお楽しみに！

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