イタリアを代表するビールといえば、言わずと知れたMORETTI(モレッティ)。このモレッティにオシャレなレトロパッケージが目を引く、新商品が登場しました。その名も、「Le Regionali(レ・レジョナーリ)=地方」シリーズ、4つの地域をイメージしたフレーバーで展開、どれもこれも試してみたくなるものばかり。ホームページでは、これらのフレーバーに合う料理まで紹介されていて、まるでワインのような扱いぶり。以下、モレッティのホームページを訳してみました。
(写真出典: BIRRA MORETTIのHP)
こちらはTOSCANA(トスカーナ)。イタリア中部、フィレンツェやピサなどがあるトスカーナ州をイメージ。栗、乾燥ハーブ、松葉の香りのフレーバー。合う料理は、猪のミートソースのパッパルデッレ、穀物のスープ、生ハムの盛り合わせ。
(写真出典: BIRRA MORETTIのHP)
こちらはPIEMONTESE(ピエモンテーゼ)。イタリア北部、冬季オリンピックが開催されたトリノのある州をイメージ。クランベリーキャンディー、アロマハーブ、穀物のノートのフレーバー。合う料理は、シチュー、トルテッリーニ、ローストや煮込み料理。
(写真出典: BIRRA MORETTIのHP)
こちらはSICILIANA(シチリアーナ)。南イタリアの島、シチリア島をイメージ。大地を思わせる芳醇な香り、柔らかさ、おいしさ、とても楽しいフローラルの香り。合う料理は魚のグリル、魚のカルパッチョ、魚のフライ。
(写真出典: BIRRA MORETTIのHP)
こちらはFRIULANA(フリウラーナ)。イタリア北部、トリエステのあるフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州。新鮮なリンゴの香り。合う料理はきのこのグリル、熟成したチーズ、生ハムの盛り合わせ。
私は、シチリアーナとフリウラーナを飲みましたが、シチリアーナはオレンジのアロマが効いていました。そしてフリウラーナもこれまたリンゴの香りがとても爽やかで、ビールの香りを邪魔せずなんとも絶妙。どちらも癖になります。女性向けかと思われがちですが、香りは甘すぎず、フルーツビールではないので味に甘さも無いため、男性ウケもするビールです。
通常のMORETTI(モレッティ)よりは少し値段は高めですが、このなんとも楽しいフレーバーは、試す価値あり!全種類味わってみたくなります。
この「ご当地ビール」のアイデアはとても楽しいのですし、日本も地域によって特産物、名物料理があるので、日本のビールも真似してみてもいいアイデアかも?「この料理にはこのビール」なんて言われたら、ついつい飲みたくなりますよね!富士宮焼きそばにはこのビール、宇都宮の餃子にはこのビール、松阪牛のすき焼きにはこのビール・・なんて、書いてるだけで美味しそうだと思ってしまいます。
イタリアはここ数日、一気に気温が上がり、夏のような陽気になってきました。これからイタリアもビールが美味しくなる時期、この地域をイメージしたモレッティのLe Regionaliシリーズの出番がますます増えそうです。これからイタリアへ旅行にいらっしゃる皆さん、お試しくださいませ。
イタリアで飲みたい老舗ビールの記事、「イタリア人に人気!パッケージも優雅なイタリアビール」も合わせてどうぞ。
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