チェスをする人なら、一度はこんな豪華なチェス盤でプレイしてみたいのではないでしょうか。
イタリアの職人の技が光る銀細工のチェス盤です。
日本でも囲碁の碁盤を作る職人を取材し、その技術の高さを目の当たりにしたことがあるのですが、やはりそうしたものは、実際作る過程をこの目で見たからこそわかるものです。ただ、作品を展示するだけでは、その製作過程も知ることができるトスカーナ伝統工芸の展覧会がトスカーナ州Vaiano(ヴァイアーノ)で開かれました。主催はCNA PRATOです。この団体については前回の記事で書いていますので、そちらをご覧ください。
前回記事「イタリアの伝統工芸が今変わろうとしています」
特にベニスが有名な、ガラス工芸。私もベニスで見たことがありますが、目の前であっという間に形が変わっていく様子にただただ感動しました。会場ではその様子を写真パネルで紹介しています。
溜息が出るほど立派なイタリアの家具。昔ながらの道具を使って手掘りでの作業。美しさの背景には職人たちの技術が隠されているんですね。いつかこんな素晴らしい家具をひとつでも手に入れてみたいと思いました。イタリアに滞在していると、どこの家にも家族代々伝わる絵画や家具があります。そういったものは年月が経てばたつほど味が出て、一層インテリアに深みをもたらしてくれます。
OLTRE L’OGGETTO – La casa del III Millennio
(オルトレ・ロジェット ラ・カーザ・デル・テルツォ・ミレニオ)
Villa il Mulinaccio, Via della Fattoria, 59021 Vaiano
11月29日(土)30日(日)/12月6日(土)7日(日)15:00-19:00開催
https://www.facebook.com/events/366186616880368/
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