青い海岸、コートダジュールへ
南フランス旅行、3日目・最終日の朝を迎えました。毎朝の楽しみ、フランスの朝食にはマカロンを選びました。フィレンツェにも日本で大人気のラドゥレが昨年オープンしましたし、あちこちのカフェでもマカロンを見かけるようになったのでフィレンツェでも食べられるのですが、フランスの普通のカフェのマカロンはどんなものか気になって食べてみました。正直、ラドゥレほど美味しくないだろうとたいして期待していなかったのですが、これが実に美味しかった!ラドゥレよりもちろん低価なのに、美味しさは同レベルでした。他にも食べてみたいケーキや、丸ごとかじってみたいバケットなど沢山ありましたが、まだまだフランス料理を食べたかったのでぐっと我慢して、マルセイユを後にしました。フランスに住むと朝食だけで目移りするほど美味しそうなものが沢山あって、太ってしまいそうな危険な国です。
やっぱりフランス、バケットの種類も数もはんぱない。
かわいい雀が挨拶に来てくれました。Au revoir Marseille!(さようなら、マルセイユ!)また戻りたくなるような素敵な街でした。
この日はマルセイユからまたフィレンツェまで車で戻る長旅の日。途中、景色の良さそうな街に寄りながら帰ることにしました。その第一弾がこちら。Cassis(カシ)という港町。CassisはCôte d’Azur(コートダジュール)と呼ばれる風光明媚な海岸にあります。小さな港町でしたが、フランス人観光客が沢山訪れていました。上の写真の港奥の高台の上にそびえたつお城のようなものは、ホテルだそうです。ホテル宿泊者だけがこの高台とホテルへ入れるそうです。さぞ眺めも素晴らしいホテルでしょうね。
海岸をオシャレなコートに身を包んだワンちゃんが散歩していました。
意外にきっちりしている(失礼?!)フランス、通りの看板が全て2015年に変わっていたのがなんだか新鮮でした。
フランスはお店はカフェがとってもかわいくて、見ていてちっとも飽きません。下の写真の真ん中のお店は食べ物のお土産屋さんでしたが、かわいいパッケージが盛りだくさんで、目移りしてしまいました。
Aligato Cassis… ありがとうカシ?!何語なのでしょうか・・・。きっとアリゲーター(ワニ)あたりだと推測できますが、なんだか日本語っぽく見えました。
フランス語の発音はイタリア語とは全く違うので会話を聞いたら何を言っているのかさっぱりわかりませんが、語源が同じラテン語なので書いてあるものはなんとなくわかったりします。上の写真、カシで見かけたレストランの掲示板だったのですが、フランス人のユーモアセンスも好きだな~と思いました。”Le Pastis c’est comme les seins, un c’est pas assez, trois c’est trop” =「パスティスはおっぱいのようなものです、1つだと足りなくて、3つだと多すぎです」。パスティスとはマルセイユの名物のお酒のこと。こんな風にユニークに言われたら、お酒もほどほどにしたくなりますね?!(パスティスについての詳細はこちらをどうぞ→【南フランスの旅①マルセイユMarseille】)
次回の南フランスの旅は、恐怖の絶景?!と美味しいシーフードをご紹介します。
①南フランスの旅(1)マルセイユMarseille
②南フランスの旅(2)マルセイユ2日目
③南フランスの旅(3)ル・コルビュジエと絶景の海とちょっと贅沢なフランス料理
④南フランスの旅(4)ゴッホの夜のカフェテラス
⑤南フランスの旅(5)大自然に癒されつつ恐怖の光景に驚くカランクCaranque
⑥南フランスの旅(6)豪華絢爛・浮世離れした隣国Monaco
⑦南フランスの美味しいお土産
⑧とろ~り美味しいオシャレなカマンベールフォンドゥ
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