フィレンツェでは今朝から地震が何度もありました。イタリアは日本ほど地震大国ではないので、地震に慣れていないイタリア人はびっくり。FACEBOOK上でも「地震!地震!」というメッセージが飛び交いました。地震はイタリア語で「terremoto (テレモート)」といいます。私は東日本大震災のすぐ後にイタリアに来たので、いろんな人から地震について何度も聞かれました。そのため、このterremotoという単語は早い段階で覚えました。イタリアでは、東日本大震災後、原発再開の有無を決める国民投票が行われ否決。イタリアには原発がありません。すぐ隣のフランスが原発大国なので、その影響を受ける可能性はないとはいえませんが、国内に原発のないイタリアと、原発がある日本。このふたつの国はどちらも周りを海に囲まれている、同じような緯度、同じような気候で、さらに地震の多い国のトップ10に入っている、活火山がある、といったように似たような地理的状況にある国だと思います。
地理的状況は似た者同士ながら、原発に対する考え方が全く違うこの二つの国、それぞれの原発に対する動向に、これからもしっかり注目していきたいと思っています。
さて、話題を変えて、フィレンツェのクリスマスの様子を写真でご紹介します。
フィレンツェのカフェRIVOIRE(リヴォワール)はさすが老舗、シックで温かみのある飾りつけをしていてとても素敵です。どこもこれくらい美しいかと思いきや、意外にクリスマスのデコレーションにそんなに力を入れないのがフィレンツェです。
メイン通りもシンプルなイルミネーション。フィレンツェは街自体が既に美しいので、デコレーションやイルミネーションはこのくらいの方がしっくりくると個人的に思っています。
高級ブランドショップのクリスマスの飾りつけも控えめ。
こちらはBOTTEGA VENETA。 こちらもまたシンプル。
ポストを開けたらBOTTEGA VENETAのプレゼントが!な~んて、とても素敵ですが、イタリアだと盗まれる恐れがあります・・・。
日本にはまだ店舗のない、イタリアの高級子供服ブランド店 「il gufo (イル・グーフォ)」。フィレンツェのトルナブオーニ通りにOPENしたのも数年前です。クリスマスの飾りつけもとても洗練されています。小さいお子さんやお孫さんがいる方にお勧めのお店、とってもかわいい子供服が見つかりますよ。
ところで、共和国広場にあるデパートla Rinascente(ラ・リナッシェンテ)は毎年、建物全体を白っぽいイルミネーションで飾り立てるのですが、この街にはこの飾りは少々浮いているように見えます。まだゴールドっぽい色のものなら周囲と調和するのになあ・・と見るたびに思います。もちろん、この意見は賛否両論、イタリア人の間でも、la Rinascenteのイルミネーションに対する意見は真っ二つに分かれます。これまでのところ、「この人とはファッションやアートの趣味が合うなあ」と思うイタリア人とは、la Rinascenteのイルミネーションに対する意見が大体一致します!イルミネーションの好み、趣味が合うかどうかのバロメーターになるかもしれませんね?!
次回以降、ポーランド・クラコフのクリスマスについてもご紹介します♪
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