撮影したナポリの写真が本「平和学と歴史学/【著】戸田三三冬」のカバー表紙に採用されました
これまで世界約40カ国旅し、いつも写真撮影をしてきた。そもそも昔から絵を描くことと写真を撮影することが大好きでした。私はプロカメラマンではないけれど、好きこそものの上手なれといった感じで写真が気に入られてライターの仕事依頼も受けるようになりました。周りのイタリア人たちには「これだから日本人は。写真ばっかり撮影して・・」と呆れられるし、”Facciamo Giapponese”(ファッチャーモ・ジャッポネーゼ)=「日本人をやろうぜ」は、写真撮影を意味するほどになってしまいました。正直、旅行しているのか撮影しているのかわからなくなることすらあります。
しかし、であります。そんなこともコツコツ続けてきたおかげで、ついに私の写真が立派な本の表紙カバー写真に採用される日が来ました。いつか本を出したいという夢はありますが、まさかこんな形で写真だけ先に本屋で目にする日がくるなんて。
ナポリの写真がカバー表紙に採用されたのは、今年8月に三元社から出版された戸田三三冬さん著「平和学と歴史学―アナキズムの可能性」。
内容は、三元社のHPの説明によると【エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「40億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される。】とあります。
第二章ではナポリについても色々書かれていることから、本のカバー表紙に私が2014年に撮影したナポリの写真が採用されたわけです。小さいモノクロ写真ではありますが、立派な本の表紙に写真が採用されてとても光栄です!
小さなモノクロ写真ではありますが、とにもかくにも自分が撮影したナポリの写真がこんな形で世に出るのは嬉しいです。カバーの折込部分には、「●カバー写真、撮影:小林真子 2014年、ナポリ旧市街」も掲載していただきました。今日から「自称カメラマン」くらいは名乗っていいかな、なんて(笑)
ジュンク堂書店池袋本店さんは9月15日のツイッターで入荷の様子を写真とともに紹介しています。
”ジュンク堂書店池袋本店 社会担当@junkuike_shakai
9月15日【新刊入荷】
『平和学と歴史学 アナキズムの可能性』戸田三三冬(三元社)、入荷しています。5階40番外交の棚。”

出典:ジュンク堂書店池袋本店のツイッター
いろんなサイトで購入可能ですので、ご興味のある方はお買い求めの上、是非読んでみてください。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784883035120
https://lohaco.jp/product/L09373856/
https://honto.jp/netstore/pd-book_30499714.html
三元社から送っていただいた本は少し前にイタリアに届いたばかりなので、まだ読み始めたばかりですが、特に三度訪れたことのあるナポリの章を楽しみにしているところです。三元社の担当の石田様、この度はとても貴重な機会を頂きまして本当にありがとうございました!こんな私の拙い写真もいつも美しく表現してくれるSONYとCANONのカメラたちにも感謝です!
コメントを残す