今回はイタリアのイベントNOTTE BIANCA(ノッテ・ビアンカ=白い夜)についてご紹介します。このイベント、日本の地方の町興しにもピッタリだと思うイベント。日本で開けば、きっと盛り上がるのになあ~と思いながら参加しています。
さて、どんなイベントかというと、町中のいたるところでコンサートが開かれ、夜遅くまで多くの美術館やお店なども営業し、オールナイトで踊ったり、お酒を飲んだりして遊べるイベントです。この日はどこから来たの?!というくらい大勢の人で街は溢れかえり、歩くのも大変。
- サント・スピリト広場もこの通り。
- サンタ・トリニタ橋は、人混みで橋が見えません!
- 新市場近辺もすし詰め状態。
- ポンテベッキオ近辺もこの通り。
- 屋外クラブ状態でダンスをする人たちも。
- 友人と色違いのかつらを被って街へ繰り出しました!このくらい仮装するといっそう楽しめますよー♪
ノッテビアンカは様々な楽しみ方ができます。ワイン片手にコンサートをはしごしながら各イベント会場へ出向いたり、オープンエアのクラブをはしごして踊ったり、はたまた入場無料夜間特別オープンの美術館・博物館・教会をはしごしてアート鑑賞を楽しんだり。
昨年のノッテビアンカは、普段入れない夜の教会や美術館を巡ってみたいと思い、ずっと行ってみたかったユダヤ教の教会シナゴーグSinagoga Ebraica(シナゴーガ・エブライカ)の無料夜間オープンに行ってきました。外観もとても美しいのですが、入って茫然。びっしりと施された装飾に圧倒されます。また、夜の入場のため、一層雰囲気が厳かになり、浮世離れした美しさでした。
また昨年は、ベッキオ宮殿が明け方頃まで無料開放されました。ベッキオ宮殿に深夜3時に入ることができるなんて!ベッキオ宮殿には何度も入っていますが、深夜3時に入るのはなんだか特別な気分に浸れます。
このノッテビアンカ、フィレンツェでは今日4月30日の夜に開かれます。今年もシナゴーガもベッキオ宮殿も夜の特別オープンを実施しますよ。詳細は最後にノッテビアンカの今年のプログラムのリンクを貼っておきますので、そちらをご覧ください。
ノッテビアンカで楽しみにしているアート施設の夜オープン、今年は新しく開館してからまだ行っていない美術館、Museo Novecento(ムゼオ・ノベチェント)に行こうかと思っています。もし行けたら、またこのブログにてご紹介しますね!
そして今夜もミュージシャンの友人たちが、あちこちで演奏するので、どのライブに行こうか迷っているところですが、そのうちのひとつで、今夜ドゥオモのすぐそばの通りでライブを行うバンドをご紹介します。フィレンツェのロックバンドDAZZLE(ダズル)です。実は私、彼らのミュージックビデオに出演しています~。
撮影はフィレンツェ市内の郵便局の前の通り。和気あいあいとして、とても楽しい撮影でした~。そのミュージックビデオがこちら。途中にひょこひょこっと出ています 🙄
DAZZLEは今夜、ドゥオモ広場のすぐそば、via Martelli の路上にて、21:30-22:30頃演奏する予定です。かっこいいロックミュージックをバックミュージックにドゥオモを眺めるというのも、なかなかできない経験ですので是非ご覧になってください。
紹介しきれないほど沢山のイベントが目白押しのこのノッテビアンカの2015年今年のプログラムはこちらです。http://www.nottebiancafirenze.it/programma_2015.html
あまりに沢山行きたいところがありすぎて、困ってしまうくらいですが、人混みで路上でも身動きが取れなくなる&美術館などどこも入場に行列ができて長く待つ場合もあるので、行きたいところは事前にあらかじめ絞ってから行く方がいいかと思います。
「何事?!」と言いたくなるくらいの人出なので、何も知らずにたまたま観光でこの日に訪れる観光客がいたらきっとびっくりしますね。ただ、本当にすし詰め状態になる場合もあるので、スリなどには十分注意してください。
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