ファッション通販サイトが舞台、映画「マイ・インターン」
昨年、イタリアでも公開されたアメリカ映画「THE INTERN(ザ・インターン)」。邦題は「マイ・インターン」、イタリア語タイトルは「Lo stagista inaspettato(ロ・スタジスタ・インアスペッタート)、直訳すると(予想外のインターン)」。「プラダを着た悪魔」ではファッション誌の編集長アシスタント役がはまり役でそれはそれはかわいかったアン・ハサウェイが、今度はファッションオンラインショップのCEO役を演じるとあって話題になった映画で、日本でも大ヒットしました。
「プラダを着た悪魔」も好きな映画でアン・ハサウェイも大好きな女優さん、さらに舞台がファッション通販サイトとあり、「これは絶対観なければ!」と私も昨年、イタリアの映画館で観ました。少し余談になりますが、イタリアの映画館はほぼ吹き替えです。オリジナル言語&字幕スーパーがメインの日本の映画館とは真逆です。この映画もイタリア語吹き替えで観たのですが、アン・ハサウェイの吹き替えを担当したイタリア人声優のレベルの高さにびっくり。「え?アン・ハサウェイがイタリア語しゃべってる?!」と思うくらい、声もしゃべり方もアン・ハサウェイにそっくり。イタリアでは日本のアニメが大人気ですが、アニメも全て吹き替えです。声優さんたちは日本人風にしゃべっているので、まるで日本人が話しているのかと錯覚しそうになり、彼らの実力ぶりに感心します。イタリアの吹き替えはまさにお家芸といえます。
さて、この映画でとても印象に残ったシーンがありました。それがこちらのシーン。
何十年も前から使っている本革クラシックバッグを大切に
ファッションオンラインショップでインターンをすることになった、ロバート・デ・ニーロ演じる、70歳のベン。彼が常に持ち歩き、愛用していたのが何十年も昔からずっと変わらず使い続けている本革のクラシックなビジネスバッグ。周りの若い同僚たちに、クラシック・スタイルの本革ビジネスバッグの良さを「クラシックは不滅だ」として、その良さを伝えます。常に変化・新しい物を求め、次から次へとアイテムを使い捨てることも当たり前のファッション業界で働く若い同僚達の目には、ベンのひとつのものを長く大切に使う姿は逆に新鮮にうつり、彼らはクラシックバッグの「本物の良さ」に憧れを抱き始めます。めまぐるしく変わる現代のファッションシーンに少し警鐘を鳴らし、「使い捨てではなく長く使えるものの良さを見直してはどうか」、そういったテーマをうまく表現しているシーンだと感じました。
長く使えば使うほど味わいが出てくる本革バッグは、古くなるとさらに存在感が増します。ロバート・デ・ニーロ演じる70歳のインターンのビルも長年連れ添った本革ビジネスバッグの効果も相まって、いっそう信頼できそうな立派なビジネスマンに見えますね。使えば使うほど愛着が沸いてくるバッグは、良きビジネスパートナーとなってくれます。
使うほどに味わいの出る本革バッグをビジネスパートナーに
イタリアでは若い男性から年配の男性まで、相変わらず本革ビジネスバッグを持ち歩いているのをいつも見かけます。しっかりした造りの本革ブリーフケースを持っているだけで、どことなくワンランク上のデキるビジネスマンに見えませんか?一生懸命作成した資料や契約書など、その努力に値する上質な本革バッグに入れて大切に持ち歩きたいものです。
AmicaMako(アミーカマコ)オンラインショップでは、イタリア製の伝統革・ベジタブルタンニンレザーを惜しみなくふんだんに使った、イタリア製の総・本革ビジネスバッグを2万円台から、豊富なデザインとカラーバリエーションでご紹介しています。
◆AMALFI(アマルフィ)ビジネスバッグ
トスカーナ伝統革はしなやかですべらか、艶があるので高級感もあります。開閉部分には鍵がついているので大事な書類も安心して持ち運べます。100%イタリア製、そして贅沢なベジタブルタンニンレザーをふんだんに使用したビジネスバッグ。使えば使うほど味が出る革なので長くお使い頂けます。
<大きさ: 40cm x 30.5cm x 7cm>
◆NAPOLI(ナポリ) ビジネスバッグ
<大きさ: 42cm x 31.5cm x 9.5cm>
不滅の魅力、クラシック・本革ビジネスバッグ
「クラシックは不滅だ。」—映画「マイ・インターン」の中でロバート・デ・ニーロ演じるベテラン・ビジネスマンが語ったように、クラシックな本革バッグには時代を選ばない魅力があります。エイジングを楽しめるベジタブルタンニンレザーのビジネスバッグとともに人生を歩みませんか?
水谷 晃 says
イタリア発 美食通信 いつも待ちどうしく 楽しく読ませていただいております。
ローカルな雰囲気が伝わってきて、現地にいるような錯覚を覚えます。
前回の「アペロール」早速試しました。いいですね。私はウオッカも入れてアルコールを高めてますが。(笑)
これからも楽しみに読ませていただきます。
ローカルフードで同じメニューで食べ比べなども面白いかも知れませんね。
隠し味などでの違いや食材の違いなど ブログにはあるのかな?
Mako says
水谷さん、とっても嬉しいコメントありがとうございます!
「イタリア発美食通信」次回は10月初旬公開で、現在ちょうど原稿を書いているところです。次回は「ワインテイスティング」などについてご紹介しますのでお楽しみに!ところで、スプリッツにウォッカも加えるとは驚きです。さっそくイタリア人にも紹介してみますね。同じメニューの食べ比べ記事でしたら、「フィレンツェ名物ビステッカ」がありますよ。まだ当時ブログを始めたばかりに書いた記事なので写真もお粗末ですが、どうぞご覧ください♪こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします(^^)
「松阪牛育ちの私がお勧めするフィレンツェ名物ビステッカレストラン」
https://wp.me/p4nrFf-EO