手軽にミラノ料理が楽しめるAl’Less(アレス)
ミラノにおける日本食ブームは驚くほどで、いたるところに日本食レストランがありますが、旅行でイタリアを訪れる日本人はやっぱり郷土料理、ミラノ料理も食べたいですよね。そんな方にお勧めの、気楽にお手頃価格で美味しいミラノ料理が食べられる、ミラノのレストランをご紹介します。ミラノのPiola(ピオラ)広場近くにある、Al’less(アレス)です。Lesso(レッソ)はイタリア語で「茹でた」という意味で、ここの名物、Il Bollito(ボッリート=茹でた料理)にちなんだ店名になっています。
Al’Lessは、内装がとってもオシャレでかわいい!センスのいいインテリアに食べる前から気分が上がります。店内もオシャレなミラネーゼで溢れていました。ウェイターも皆とても親切で、丁寧に料理の説明をしてくれるので、ウェイターとおしゃべり&相談しながら注文を決められます。
レストランの奥(上の写真の左奥)には植物と自転車などを販売するショップが併設。旅行会社も同時に行っているという一風変わったレストラン。
I tagliolini al ragu’ bianco con scaglie di tartufo nero
イ・タリオリーニ・アル・ラグー・ビアンコ・コン・スカリエ・ディ・タルトゥーフォ・ネロ。黒トリュフのスライスを添えた、白ラグーのタリオリーニ。白ラグーとはトマト無しのミートソースでタリオリーニとはパスタの種類です。こちらは黒トリュフの香りを存分に楽しむことができる香り豊かなパスタ。
I tortelli di fonduta su letto di burrata
イ・トルテッリ・ディ・フォンドゥータ・ス・レット・ディ・ブッラータ。ブッラータチーズのフォンデュに浮かんだトルテッリ。見た目がとても華やかな一品。白いソースはミルキーなブッラータチーズのフォンデュです。トルテッリとは詰め物をしたパスタのこと。くどくないブッラータを使用しているので全くくどくなく、爽やかな一皿。
I ravioli di brasato con sugo di vino
イ・ラヴィオリ・ディ・ブラザート・コン・スーゴ・ディ・ヴィーノ。赤ワインソースに浮かべたブラザートというお肉を蒸し煮したものを詰めたラヴィオリ料理です。コクのある赤ワインと野菜のダシのうまみが詰まったソースは、ブラザートのラヴィオリにぴったり。
Il risotto con porcini
イル・リゾット・コン・ポルチーニ。ポルチーニのリゾット。イタリア人が大好きなポルチーノをシンプルに頂くリゾット。イタリアのレストランでは、意外にもリゾットの調理具合が美味しくないハズレのところも多いのですが、ここのリゾットは絶妙の調理具合でとても美味しかったです。
Il gran bollito misto
イル・グラン・ボッリート・ミスト。様々な肉や野菜を茹でたものをソースとともに頂く一皿。このレストランの名物料理です。Al’Lessでは、それぞれのお肉、部位を別々に茹でています。中には3~4時間も茹でる必要があるお肉もあり、シンプルながらとても手のかかる料理なんです。

写真出典:Al’Lessのホームページ
Al’Lessでは上の写真の4種類のソースをつけてボッリートを頂きます。フルーツのマスタード漬け、イタリアンパセリを使った緑のソース・・などなど、どれもこれも美味しく、添えるソースによって色んな味の変化を楽しめます。
Al’Lessには4人で訪れ、それぞれがプリモピアット(パスタ料理)を一つ選び、ボッリートを4人でシェアしましたが、お腹いっぱいになりました。ウェイトレスにお勧めされたスパークリングワインと赤ワインももちろん美味しかったです。デザートもとても美味しそうだったのですが・・あまりにお腹いっぱいになり断念。ミラノ名物料理のIl risotto alla milanese con ossobuco(イル・リゾット・アッラ・ミラネーゼ・コン・オッソブーコ=オッソブーコとミラノ風リゾット)もメニューにあるので、次回はこの一品とデザートを食べたいなあ~と思います。リピートしたくなる、雰囲気&味&価格、どれも満足のレストランでした。
Al’Less(アレス)
場所: Viale Lombardia 28, 20131 Milano, Italia (最寄駅Piola)
TEL(予約): +39 02.70635097
ホームページ: http://www.alless.it/
※ホームページからネット予約できます。
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