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英語なんて話すな、と思う時。

2015/06/08

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日本にいると「英語=国際語」であり、英語が話せることは「いいこと」と当然のように思われています。英語ができるということは、世界の人とコミュニケーションが取れ、日本にとどまらず世界規模で仕事ができる、そんなイメージが持たれています。実際に、日本の田舎町で外国人と英語で会話をしていた時、見知らぬ日本人から「へ~、あなた英語ができるのねえ~、すごいねえ」と声をかけられたことがあります。「英語ができる=かっこいい」すら思われています。

私は物心ついた頃から、世界への関心が強く、小学生の頃には「将来、留学をする」と決めていました。さらに、日本に蔓延する「英語ができる=なんだかすごいこと」というイメージも相まって、「英語力は絶対身につけなければいけない必要不可欠なもの」と思っていました。

その後、イギリスとアメリカへ二度の留学をし、さらに海外旅行で30ヶ国を周遊しましたが、いつも英語を使っていました。英語ができると、確かに世界は広がります。英語がいかに世界の共通語か、海外にいると一層実感します。

しかし、イタリアで生活するようになって、英語へのイメージは様変わりしました。

イタリアという国は日本と同じで、自国でしか通じないイタリア語を話す国。日本語が通じるのは日本国内だけ、イタリア語が通じるのはイタリア国内だけ、似たような言語環境です。フランス語やスペイン語などは、アフリカや南米などでも使われているため、使用人口も多く、使用圏も広いですが、イタリア語と日本は自国の自国民のみ。そして、イタリアという国は、意外にも英語ができない人が多いのです。そこも日本と似ています。

イタリアは世界的にも観光大国。私が住むフィレンツェにも連日世界中から観光客が押し寄せ、ドゥオモ広場にいると、世界中の言語を聞くことができます。なので、日本人からは、「毎日世界中の人を相手にしているのだから、イタリア人は英語ができる」というイメージがもたれています。それは日本人だけでなく、世界中の人からもそう思われています。

duomo-1しかし、実際には、日本と同じように案外英語ができない人が多い。私も最初は英語ができない人が多いことに驚きました。ローマの中央駅のチケット売り場は見渡す限り外国人だらけ。当然、英語が通じるだろうと思って、英語で話すとイタリア人の担当者は数字すら通じない。「英語なんて理解できない」と言われ、私は少し茫然としました。そして、「外国人を相手にする仕事なんだから、英語が話せる人を置けばいいのに」と思いました。

それから月日は流れ、私はイタリア語を話すようになり、イタリア人たちに囲まれた生活を送るようになりました。すると、イタリア人目線でいろんな物事が見えてくるようになりました。

ある日、イタリア人と一緒にジェラート屋さんに行った時のこと。どのジェラートにしようか選んでいると、前の客のアメリカ人観光客がわめいているのが聞こえました。アメリカ人は、イタリア人のジェラテリアのウェイトレスに「何よ、英語も通じないの?これは何?なんでわからないの!」と英語でまくし立てていました。その態度を見て、心の底から嫌な気分になりました。イタリア人ウェイトレスに「英語なんて話すな!そのままイタリア語で貫き通しちゃえ!」と応援したくなりました。

フィレンツェの街を歩いていると、しょっちゅう外国人観光客から英語で道を聞かれます。英語圏じゃない人から、ぎこちなく英語で聞かれるのはまだ仕方ないと思うのですが、英語圏の人たちから「May I speak English?」とすら聞かれずに、いきなり英語で質問をまくし立てられると、英語を話すことを強制させらているようで、なんとも嫌な気分になります。

venezia

イタリア人と一緒に歩いていた時、アメリカ人観光客からやはり「英語で話してもいいですか?」の断りもなく英語で質問をまくし立てられました。そのイタリア人は英語がペラペラなので、つい反射的に英語で応えたのですが、その後、そのイタリア人は、すぐに英語で答えたことに後悔して、こう言いました。

「しまった。つい、英語で返事をしてしまった。イタリア語で返事をするべきだった。だって、失礼じゃない?なんで、彼らは英語を強要するんだろうか。彼らは世界中が自分たちの言語を話せて当然くらいに思っている。で、英語ができないと馬鹿にしたり、ひどい態度をとるんだ。でもさ、ここはイタリアでしょ。彼らはイタリア語ができないから英語で話してもいいか、くらいの気持ちでいるのが筋だと思うんだよ。なんで、自分たちが彼らの言語を強制的に話さなければならない?」

この話を聞いて、私の頭には東京でのある情景が蘇りました。

東京の銀座でランチをしていた時のことです。テレビでも紹介されて連日大人気の、あるオムレツで有名なレストランでオムレツを注文して待っていました。ふわトロのオムレツが人気なのですが、ひとつひとつ作るため、とても時間がかかります。そして小さなレストランで満員なので、やはり待ち時間は長くなります。それでもそのオムレツは、そこでしか味わえない手の込んだとても美味しいオムレツなので、待つ価値がありました。そのレストランへ、外国人観光客の親子が入ってきました。彼らは全く日本語ができないようで、英語で全て注文していました。ウェイトレスの年配めの女性は英語が全くできないため、とても苦労している様子で、それでもなんとか注文を受け付けることができたようでした。

私はその時、その親子はなんてラッキーなんだと思いました。偶然入ったレストランが、行列もできるオムレツの名店だなんてツイてるなあ、と。

ところが・・・。その後、その外国人の親子と日本人ウェイトレスの間で言語が通じないがために、悲劇が起きてしまいました。長く待ってやっと私のオムレツが登場し、私は「やっと、食べられる~♪」と喜んでいたその時でした。

外国人親子の父親が立ち上がると、いきなり日本人ウェイトレスに向かって真っ赤な顔をして怒鳴り散らし始めたのです。内容は、「このレストランは差別主義者だ!こんなにも外国人を待たせやがって。日本人に先に料理を出して、俺たちの分は後回しか!なんてひどい対応なんだ。英語も通じない。こんなレストラン出て行ってやる!」というようなものでした。

私はそのレストランの端にいたので、隅々まで見渡せ、全部の光景を見ていました。気の毒な日本人ウェイトレスは、完璧な順番で料理を提供していました。そもそも、私よりも後でその外国人親子は入店しているのです。彼らは、私、他の一組と、その次という順番でした。なので、ウェイトレスのサービスは全く問題なかったのです。その外国人親子は、そのオムレツはひとつひとつ丁寧に作られているので時間がかかるということを知りませんでした。なので、待ち時間を長く感じ、それは「先に日本人客に提供しているためだ」という先入観で怒り狂ってしまったのです。

気の毒な日本人ウェイトレスは、英語ができないことを申し訳なく思いながら、なんとか日本語で「待たせて申し訳なかったけど、順番通りに出している。彼らは次の番だからあと少し待ってほしい」と説明しているのですが、外国人親子は何を言っているかわからない。というか、理解しようともせず、聞く耳も持たず、気の毒なウェイトレスに最後に「馬鹿野郎」と捨て台詞まで吐いて、すごい勢いでそのレストランを出ていきました。

私は、その場でウェイトレスの代わりに、外国人親子に英語で状況を説明して、失礼極まりないのはあなたたちの方だと言いたかったのですが、あまりに怒り狂って、すごい勢いで出て行ったため、追いかけることすらできませんでした。その後、レストラン中がなんともイヤな空気になったのは言うまでもありません。私もせっかく楽しみにしていたオムレツのおいしさが半減してしまいました。

そこまでいくと、英語の理解を強要することは「暴力」です。

郷に入っては郷に従え、という諺があります。そもそも、なぜ日本のレストランで英語を話すことを強要されなければならないのか。そのレストランは日本人客相手だけで十分営業ができていて、英語を話さなくていいのです。それを他国からやってきて、「なんだ、日本人は英語もできないのか」などと思うのは、お門違いです。日本人ウェイトレスは、彼らに怒るどころか「私たちが英語ができないばっかりに・・・」と、なんと申し訳ない気持ちですらいました。気の毒すぎます。そのウェイトレスに、「英語なんて話すな。話さなくていい。ただ、そういった失礼極まりない外国人に対して、それは失礼だと伝えるための英語力があったらよかったのだけど。」と言いたくなりました。

イタリア語も日本語も世界的に見るとマイノリティな言語です。世界に出るためには、自分たちの言語からかけ離れた言語を学ぶ必要があります。英語圏の人たちは、たまたま自分たちが話す言葉が「世界共通語」とされて、なんの努力もなく世界中でコミュニケーションが取れるという、ただラッキーなだけの人たちです。それを、「世界の人たちは英語が話せて当然」と思うのは傲慢だと、マイナーな日本語とイタリア語を話していると思うのです。

アメリカの大学に通っていた時、何かの勧誘の電話を受けたことがあります。彼女の言ったことは今でも忘れません。「あなたはアメリカの大学に通っているのでしょう。それでその程度の英語しか話せないの?よくそんな程度の英語で大学の授業が理解できるわね。」言語マジョリティの人たちは、外国語を勉強する必要もないので、言語マイノリティの人たちの苦労が想像できないのでしょう。ただ、その時は私はアメリカに滞在していたわけで、郷に入っては郷に従え、なのでそのように言語力で見下されても仕方のない状況下にいました。電話の相手の言い方の是非はともかく、私はきちんとした英語を話すべきという相手の意見はもっともです。

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また、仕事で英語が必要で、そのことでお金を稼いでいるのなら、それは英語ができて当然だし、英語を勉強する努力が必要でしょう。イタリアのローマ中央駅の鉄道員のように毎日、外国人観光客が押し寄せ、彼らとやりとりをする必要がある仕事をしている人たちは、英語を話せないと逆に不利になるので、英語ができた方が本人が得をします。言葉が通じないことによるストレスを毎日感じ、商品などを購入してもらえないなど経済的な損害をこうむります。自分を防衛する、自分の役に立つ、そういったために英語を積極的に学ぶのは大切だと思います。だからといって、ローマ中央駅の鉄道員に「なんで英語ができないんだ」と攻める権利は誰にも無いと思うのです。まして、それを英語圏の人が責めるのは彼らの傲慢ではないでしょうか。

ですから、日本人は、英語ができないことを恥じる必要なんてこれっぽっちもないと思うんです。そもそも英語ができなくたって暮らせる日本という国にいて、英語を必要としない仕事をしていたら、なぜ英語を話す必要があるのでしょうか。「英語ができる=かっこいい」という根拠のないイメージから?道端で外国人から英語で聞かれても英語で答えられない、それでもいいじゃないですか。日本語で答えたらいいんです。伝えようという気持ちがあれば、案外伝わります。「なんで英語ができないんだ」と相手の外国人が怒ったら、それは相手の傲慢です。

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それよりも、海外旅行に出かける際は、その国の言語で「こんにちは、ありがとう」くらいは覚えていきませんか?マイノリティな言葉であればあるほど喜ばれます。

言語マジョリティのアメリカと、言語マイノリティのイタリアで暮らしてみて、一番大きく違うと感じることのひとつ。それは私が外国語を話した時の彼らの反応です。

英語を話していて、アメリカ人から「英語が上手ね」と褒められた記憶はありません。まあ、実際にひどい英語を話していたからかもしれませんが、英語がペラペラの日本人に対しても褒めているのを聞いたことが無いです。逆にイタリア語を話すと、イタリア人たちから「なんて上手なイタリア語なの!何年勉強してるの?たったそれだけ?私が日本語を勉強したら、10年経ってもそれだけ話せないわ。イタリア語だって、文法とか難しいでしょう。日本語と比べたら全然違う言語なのにすごいわねえ。」と言われます。言語マイノリティ同士、そのあたりの気持ちは通じるものがあります。日本人だって、外国人が日本語を話したら、やはり「すごいねえ、日本語ができるの?難しいのに偉いわねえ」と言うのと同じです。

そして、日本人なら、外国人から片言でもいいから「こんにちは、ありがとう」と日本語で声をかけられたら、嬉しくなりませんか?「ああ、この人たちは私たちとコミュニケーションを取るために、わざわざ覚えてくれたんだ」という気持ちが伝わってくるからです。私は海外旅行に行くたびに、その国の言葉で最低限「こんにちは、ありがとう」は覚えていきます。英語で会話をした後でも、最後にその国の言語で「ありがとう」と言うと、どこの国の人もとっても喜びます。そして余裕があるならもうひとつ「おいしい」という言葉も覚えたら、いっそう喜ばれますよ。どこの国の人もやはり自分の国の食事を自慢に思っています。

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「英語なんて話すな」なんてタイトルで書きましたが、言うまでもなく英語は便利な言葉です。国際共通言語といえば、やはり英語です。できて損なことは何もなく、できたら得です。だから、できるにこしたことはありませんが、ただ、それを誰かに強要することも誰かから強要されることにも違和感を覚え、英語崇拝の日本で英語ができないのを恥じ入ることも、そんな必要なんて全くないのに、と日本と同じ言語マイノリティにいるイタリアで暮らしながら思うのでした。

ちなみにイタリア語で「こんにちは」はBuongiorno(ブオンジョルノ)、「ありがとう」はGrazie(グラッツィエ)、「美味しい」はBuono(ブオノ)ですよ。そんなに難しくないので、イタリア語旅行の際は是非、イタリア人にグラッツィエ!と伝えてみてください。きっと喜んでもらえます。

Mako Kobayashi

元静岡朝日テレビ報道記者、フィレンツェ在住。フィレンツェFMラジオ局レギュラーパーソナリティー(2012年〜現在)、「週刊新潮」イタリア取材協力ライター。JFN系列FMラジオ「On The Planet」レギュラー出演、「ITALIANITY」イタリア発コラム、「Fiat magazine CIAO!」にてイタリアからFiat情報発信、「あがるイタリア」小林真子のイタリア通信コラム連載中。「イタリア好き」イタリア好き通信コラム連載。「宅ふぁいる便」イタリア発、美食通信、イタリア労働ビザを取得・イタリアで起業、イタリア製バッグのオンラインストアAmicaMakoを経営。イタリアのテレビ局SKYに出演、イタリアの新聞社La Repubblicaから取材。英国留学、カリフォルニア州立大学留学、イタリア留学、現在までに海外39カ国、イタリア18州周遊。詳しいプロフィールはこちら。

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カテゴリー: LIFE, イタリアの暮らし タグ: イタリア語, 海外生活 作成者: Mako

コメント

  1. 公美 says

    2015/06/09 at 12:24 pm

    素晴らしい意見だと思います。私も本当にそう思います。どの言語ができるから、ということで上下関係はありません。言葉は文化です、また言葉は無意識のうちにその言葉を話す人の価値観に影響します。自分以外の文化、すなわち他人を認めることは人間関係の基礎だと思います。

    返信
    • Mako says

      2015/06/09 at 7:47 pm

      公美さん、コメントありがとうございます。「他人を認めることは人間関係の基礎」、その通りですね。海外生活をしていると、公美さんのこの言葉が一層身に沁みます。

      記事内には書かなかったのですが、言語マイノリティの日本人やイタリア人の中にもやはり言語の差別をする人はいます。そうした人たちは他人を認めることができない、人を思いやる想像力に乏しい人なのだと思います。だから、相手にしなければいいのですが・・実際に言われるとやはり嫌な思いをするものです。「外国語を話す=かっこいい」というイメージのように、「流暢ではない外国語を馬鹿にする=かっこ悪い」そんなイメージが広がればいいのにと願っています。

      返信
  2. きたとしかず says

    2015/06/10 at 9:57 am

    コミュニケーションって伝えよう、理解しようって気持ちが大事ですよね。私もイタリア人が思った以上に英語が話せないということに驚きました。
    でもイタリア語を話そうとする人に対してすごく優しいですよね!兎に角意思を伝えるためにそうとういい加減なイタリア語を話すのですが、喜んで、一生懸命理解してくれる人ばかりでした。イタリア語でコミュニケーションとろうとする相手にはそれだけで受け入れてくれる空気がありました。
    ちょっと理解できない内容を誰かが英語で伝えようとすると「こいつはイタリア語のほうがうまいから英語で説明するな!」なんていってくれる仲間ごいましたが、日本で10年以上勉強した英語が1年程度のブロークンイタリアンのほうがうまいって言われるのも微妙ですが(笑)

    世界が広くなればなるほど郷に入れば郷に従えってことは大事だと思います。イタリアに料理を学びに来る人も多いですが、日本視点を持ち込む人は大概「イタリアなんて仕事もいい加減で学ぶものはない」なんて言い出すんですよ。確かに包丁技術や衛生面、几帳面さは日本は凄いですが、せっかくイタリアにまで来て日本は良かったなんていいながら現地のいいところを見逃すのはもったいないと思うのです。
    旅行などでもいえることかもしれませんが・・

    返信
    • Mako says

      2015/06/10 at 8:24 pm

      きたとしかずさん、コメントありがとうございます。
      実際、イタリア語の方が英語よりも断然発音が日本語に近いので、聞きやすい&話しやすいですしね!

      イタリア人が意外にイタリア語を話せない背景には、もともとイタリアの教育では英語が義務化されていなかったことが一因にあると思います。イタリア全土で英語の授業が義務化されたのはわずか約20年ほど前のようです。知り合いの年配のイタリア人も英語を学んだことはなく、ドイツ語を学んだと言っていました。また、イタリアでは外国語の映画もテレビドラマも全てイタリア語に吹き替えられるのがほとんどなので、観光地以外では外国語に触れる機会も少ないのも一因だと思います。

      現地のいいところを見ようとしない人、いますよね。きたさんのおっしゃる通りだと思います。その国のあら捜しをするより、いいところを見つけて価値観を広げていくことこそ、海外へ出る醍醐味だと私も思います。

      返信
  3. Keiko says

    2018/11/19 at 10:34 am

    EU市民として、英語を含む3言語は話せたほうがいいし、日本人が英語をやるのとは違って、そこそこ近い言語なんだから、そんなに苦労せずに身につけられるはずなのに、今どき英語もできない人が多いのをみると、イタリアの公教育はどうなってるの?と思います。
    また、もし世界中の人たちが、外国語として英語を身につける努力をすれば、世界中の人たちがコミュニケーションをとれ、お互いの理解が深まります。私は地球市民として英語を学ぶのは、また話そうと努力するのは、何人にとっても大事なことだと思います。国際相互理解の努力ではないでしょうか?
    ちなみに私は5カ国語話せますが、自国の言葉しか話せない人に限って、現地語を強要してきます。はっきり言って、キリがないです。例えば、カタロニアにいるんだから、カタロニアを話せ、と言われても、何言語もやっているこちらとしては、少なくとも話者人口の多い言語だけに絞って時間も労力も投資したいです。イタリアはまず外国語教育をもっと改善すべきだし、イタリア語を訪問者に強要するような傲慢さは捨て、EU市民として、また地球市民として、英語くらいは使えるようになるべきだと私は思います。イタリア人の英語に対する姿勢は
    、決して、日本人が見習うべき姿勢ではないですよ。日本人もサッサと英語くらいは当たり前にに話せるようになった方が、自国の文化や歴史についてもより深く学ぶことになり、人生豊かになると思いますよ。それは世界平和への貢献でもあります。

    返信
  4. マリ says

    2019/05/13 at 5:58 am

    私は英語が嫌いだ。↑のようなバカを量産するから。
    母語が違うもの同士の話すデタラメ英語でまともな交流ができると思っているのか。
    キリがないなんて言ってるやつが死ぬまでに全世界を周り全世界の言語に触れるとは到底思えない。

    世界中の人がコミュニケーションをとるのになぜ「英語である必要」があるのか。
    外から来た人間が外国語を強要することは文化侵略であり文化破壊です。

    私はロシア語が好きで勉強していますがみんなもロシア語を話すべき!などとは思いません。ロシア人も英語が通じない人は多いです。だから私がロシア語を学びロシア人の考えていることを知ろうとするんです。そして日本に関心があるロシア人もちゃんと日本語で話してくれますよ。誰かさんのように英語くらい話せるようになれ!などと言いません。あぁ、インド人からは英語を強要されましたが。
    英語を挟んで取れるコミュニケーションほど薄っぺらなものはありません。英語だけでは表現に限界があります。

    返信
  5. コーイチ says

    2019/10/08 at 12:31 pm

    初めまして。
    Twitterから辿り着きました。一読して、あれ?俺こんな文章書いたっけ?ってくらい主張が同じです。米国にもイタリアにも滞在経験が無いので、あ、他人のブログだ、とすぐわかったのは勿論ですが。本当に私の主張を綺麗にまとめて頂けた気がして嬉しいです。
    言語って強力な兵器だと思ってます。映画を通して英米を観るのは正しいですが、非英語圏で英語を通して観ると英語圏の価値観で感じ取る事になると思います。ある言語を学ぶ事はその言語の国の価値観を身に付ける事なんだろうと思います。簡体字中国語を学ぶと中国共産党のプロパガンダにドップリなんだろうと思います。
    半世紀も生きてきて、そこそこ英語も勉強しましたが、何でこんなに米国の価値観を良しとて感じるようになっちまったんだろう、と失った時間が惜しまれます。同じ英語でも米国以外の文化に触れたかった。英語圏以外の文化に素敵なところが沢山あるのになんでこんなに偏って、と。
    YouTubeで米国人にイタリアでしてはいけない十箇条、みたいのがあって、相手が分からないからと言って、ゆっくり大声で英語を話す事、ってのがあって笑いました。やりそうですよね^_^

    返信
  6. Russiancat12 says

    2019/10/09 at 11:57 am

    グローバル化を目指す世界に英語なんて話さなくていいはおかしいです。

    それはあなたが英語が話せないコンプレックスを抱いてるからでしょ?
    そんなこと言うなら世界共通語を別で用意すべきじゃありませんか?

    「グローバル化」という言葉が生まれて何年経つかわかりますか?
    もういいかげんに「グローバル済」にならないといけない段階だと思います。
    そう考えると日常会話くらいの英語は身につけて当然。だから政府もそのために小学校から英語教育を始めるんでしょ?

    英語が話せないを開き直ってるようにしか聞こえない文章で気分が悪くなりました。

    返信
  7. k says

    2019/10/10 at 4:05 pm

    英語なんて話すな!というタイトルなので勘違いされる方もいると思いますが、ちゃんと文章を読んで理解すれば、何が言いたかったのかは理解できるとおもいます。
    英語くらい話せた方が交流が…グローバルが…と書かれる方もいらっしゃいますが、母国語すらも理解できないのに上手く交流ができるのでしょうが?
    勿論、英語が出来れば視野は広がります。これはブログ主さんも作中に【書かれてます】。
    このブログで言いたい事は、他所の国にお出掛けしたら、その国の言葉で「ありがとうこんにちは」を言えると幸せですよ。という事であり、決して英語なんて話せたって意味がない、ということではありません。
    多少喧嘩を売る発言をしてしまいましたが、勘違いしてコメントされた方や、ブログを読んで「は?英語話せた方がいいじゃん?」と思われた方に理解していただければなぁ、と思いました。

    交流は言葉が通じなくても、理解することはできる(言葉が通じたらもっと幸せだけど!)と信じてる日本人より。

    返信
  8. グローバル化?ふざけるな says

    2019/10/20 at 4:05 am

    「英語が話せないを開き直ってるようにしか聞こえない文章で気分が悪くなりました。」

    日本人に英語を話す事を強要しているかのような文章で甚だ気分が悪くなりました。

    返信
  9. ラロッカ says

    2022/08/05 at 1:12 pm

    ドラッグストア店員ですが欧米系って本当に傲慢だと感じます、中国人やベトナム人は頑張って日本語話そうとしますが欧米系はいきなり英語で話しかけてきます。正直大した内容ではないから自分みたいなんでも理解できますが気に入らないので全部日本語で返してます。ちっとは他所の国の言葉を学ぼうとしろやボケといつも思います

    返信
  10. ちょっと珍しい外国人? says

    2022/11/17 at 7:09 pm

    駅で欧米人に話しかけられたのですが(その発音からしてアメリカ人だと思う)、その人はまず私に対し、日本語で「すみません」と言い、それから英語でゆっくりと「この電車は何時に出発しますか」と言っていました。アメリカ人と言うとすぐ英語だけを話しますのでその人はある意味珍しいアメリカ人と言っても良いでしょう。

    返信
  11. ナポレオン says

    2022/11/20 at 6:29 pm

    「欧米系」と言うよりは「英米系」ではないでしょうか。
    昔テレビで、「日本に来る外国人は日本語を覚えてから来い!」と言っていたタレントがいましたが、それに対し某ミュージシャンが「じゃあ俺たち日本人は、例えばノルウェーに10日間の旅行に行くとしたら、その10日間のためにノルウェー語を全部覚えなきゃならないのか?」と言っていました。…何も全部覚える必要ないけれど、日本に来る外国人は、挨拶ぐらいは日本語でしてほしいですよね。私はフランスに行った時、ほとんど話せませんが、フランス語の簡単な言い回しくらいは覚えて行って使いました。傲慢なのは米国人が中心だと思います。

    返信

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