4月21日、フランシスコ教皇が死去。たまたまローマにいたので当日の様子を撮影
第266代ローマ教皇であるフランシスコ教皇(イタリアではフランチェスコ教皇)が4月21日、88歳でこの世を去りました。前日のパスクワ(復活祭)では挨拶に立っていたので、容態が急変した模様です。

たまたま滞在していたローマで、教皇の死去を知り、バチカンへ(4月21日バチカンで撮影)
実はこの日、たまたま用事でローマにいました。ローマ市内を歩いている時に、「フランチェスコ教皇、安らかに」と書かれている案内を見て、その日にお亡くなりになったことを知って驚きました。同じ案内を見ていた人に、「今日亡くなったの??」と聞くと、「そう、今日だよ」との回答が。すぐにスマホでニュースを確認すると、その日の朝に旅立った模様。

「フランチェスコ教皇、安らかに」と書かれている。(4月21日ローマ市内で撮影)
カラヴァッジョを見にサンルイージデイフランチェージ教会へ行くと、教会の前に人が沢山いて牧師さんが案内のためにドアに立っており、「フランチェスコ教皇の弔いのため、今日は臨時で教会を閉めます。明日は開けますので明日来てください。」とのこと。いや、今日中にフィレンツェに帰るから見られないんだけど・・と残念に思い、早々に教皇死亡の影響を受ける。ただ、他の教会は開いており、サンタマリアデルポポロ教会では無事にカラヴァッジョを見ることができました。
この日は日本のGWのような連休中だったので、オーバーツーリズムに輪をかけて、ローマ中がものすごい人で溢れかえっていました。教皇死去も重なり、バチカンもなにか制限されているかとも思いましたが、すんなり入れました。

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)
広場に行くと、教皇の写真があちこちに掲げられていましたが、広大な広場なのでそれほど混雑もしておらず、むしろ他の観光名所より落ち着いた印象。

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)
19時半から広場で関連行事が行われるらしく、椅子の準備もされていた。

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)
雰囲気はいつもと変わらない感じでしたが、各所でCNNやら報道機関が撮影をしていたのが唯一普段とは違う雰囲気で、ああやっぱり今日亡くなったのかと実感。

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)

4月21日のバチカン広場の様子(4月21日バチカンで撮影)
その後も、街のいたるところやバス内などでも教皇死亡のニュースが流れているのを見かけ、大きく報道されていることを目の当たりにしました。

ローマ市内を走るバスの車内ニュースでもフランシスコ教皇の死去が報じられていた(4月21日ローマで撮影)
なんかすごい日にローマにいたなあと、ある意味記憶に残る一日になりました。教皇の葬儀は26日に執り行われる予定で、世界各国から要人が参拝に訪れる予定です。
インスタグラムではこの日の動画もご紹介しているので、良かったらフォローしてくださいね。makokobayashi_Firenze

ローマ市内で見かけたフランシスコ教皇の死去を知らせるニュース(4月21日ローマで撮影)
(※撮影はすべて本人、小林真子が撮影しています。無断転載はお断り願います。写真などをご使用を希望される場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。)
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