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二度目のイタリア、次に行くならこんな街Vol.6|「2021年ユネスコ世界遺産に登録!パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂」

2021/09/22

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スクロヴェーニ礼拝堂_2021年新たに世界遺産に

日本人にはまだあまり知られていないけれど魅力的なイタリアスポットを紹介するこのシリーズ。今回ご紹介するのは、2021年7月にユネスコ世界遺産に新たに認定されたばかりのホットなスポット「スクロヴェーニ礼拝堂(Cappella degli Scrovegni)」です。

2021年7月、世界遺産の登録を審議するユネスコ委員会が開かれ、イタリアからは新たに「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」とヨーロッパの大温泉保養都市群のひとつとして、温泉保養地のモンテカティーニ・テルメの2つが新たに登録されることになりました。これでイタリアの世界遺産は57に増え、無形文化遺産に登録されている14を加えると71になります。

2021年新たに世界遺産に加わった、ジョットの傑作「スクロヴェーニ礼拝堂」

昨年の夏、まだコロナ禍で海外旅行は難しかったため、北イタリアを巡る旅を敢行したのですが、そのひとつがパドヴァの街でした。パドヴァでの観光の目玉はなんといってもジョットの傑作、スクロヴェーニ礼拝堂です。当時はまだ世界遺産に登録されておらず、「こんな素晴らしい礼拝堂が登録されていないなんて・・」と驚いたものですが、今年になって登録されたニュースを見て納得しました。

昨年はコロナ禍で観光客も少なく、旅行中ほとんどの場所で前日または当日予約でなんとかなったのですが、唯一2〜3日前までに予約が必要だったのが、スクロヴェーニ礼拝堂でした。というのも、スクロヴェーニ礼拝堂は一度に入れる人数に制限があるため、数日先まで予約が埋まっていたのです。7月末現時点では、最大25人の入れ替え制となっていますが、昨年訪れた際はその半数ほどに制限されていました。
コロナ禍でも数日前までに予約が必要だったので、これがノーマルな日常に戻り、かつユネスコ世界遺産に登録された後ではさらなる人気を呼び、おそらくもっと早めに予約をする必要があるかと思います。訪れる際には事前にサイトまたは電話で予約することをお勧めします。また、訪問時には45分前までに窓口で予約内容を見せてチケットに交換する必要があるなどいくつかルールがあるため、必ずサイトで事前に最新ルールを確認してください。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

古代ローマの競技場(アレーナ)に隣接しているため、アレーナ礼拝堂とも呼ばれるスクロヴェーニ礼拝堂は、外観は見過ごしてしまいそうなほどシンプルなロマネスク・ゴシック様式の建物です。高利貸業で大富豪となった一族出身のエンリコ・デッリ・スクロヴェーニが14世紀初頭に私財を投じて築いた礼拝堂で、彫刻家の ジョヴァンニ・ピサーノと、アッシジのサン・フランチェスコ大聖堂を手がけたことで当時既にとても有名な画家だったジョットの二人の芸術家を招いてつくられました。ジョットは1303年から1305年にかけて内部の壁画を手がけ、後に西洋美術史上もっとも重要な作品である一連のフレスコ絵画として知られるようになります。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

スクロヴェーニ礼拝堂訪問では、まずは隣接されたガラス張りのエアコンの効いた部屋で、体温調節をするためにスクロヴェーニ礼拝堂の説明ビデオを15分間観覧します。その後、中に入って15分間鑑賞という流れでした。

ジョットのフレスコ画が壁面を埋め尽くす、唯一無二の世界観「スクロヴェーニ礼拝堂」

ビデオ鑑賞後、ひとつ前の時間帯で入場していたグループと入れ替えで礼拝堂内に入ります。一歩中に足を踏み入れれば、そこには別世界が広がっていました。真っ先に目に飛び込んでくる、天井の美しいブルー。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

4面の壁はすべてにびっしり描かれたフレスコ画に圧倒されます。描かれているのは主に「キリストの生涯」と「聖母マリアの生涯」です。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂最後の審判

正面突き当りには、「最後の審判」が描かれています。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

最後の審判の下方に、紫色の衣装をまとった男性がスクロヴェーニ礼拝堂を聖母マリアにささげている場面が描かれていますが、この男性がエンリコ・デッリ・スクロヴェーニです。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

「最後の審判」の反対側正面には、「受胎告知」があります。内陣アーチ左側に大天使ガブリエル、右側に聖母マリアが描かれています。ここを起点として左右の壁に時計回りに二段に渡ってキリストの生涯、「最後の晩餐」「ユダの接吻」など新約聖書の代表的なシーンが順を追って絵巻物のように描かれています。

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂最後の晩餐

2021年新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂ユダの接吻

スクロヴェーニ礼拝堂の左右壁面の一番下の段には、7つの美徳と悪徳が向かい合ってセットになって並んでいます。希望⇔絶望、慈愛⇔嫉妬、節制⇔怒り、など。抑えられた色彩で描かれていますが、わかりやすく表現されており、目を引きつけられました。

新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂左が希望、右が絶望

新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂左が慈愛、右が嫉妬

人物画に感情表現を加えてリアルに自然な描いたジョット、後世に大きな影響を与える

スクロヴェーニ礼拝堂におけるジョットの壁画で特筆すべきことは、それぞれの人物が感情豊かに、リアルかつ自然に描かれている点です。「磔刑」では、マグダラのマリアがキリストの足元にすがりついて悲しみに暮れた表情を浮かべており、あたかも舞台のセットのような印象を受けます。

新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂磔刑

新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂キリストへの哀悼

遠近法を用いて奥行きのある三次元的な空間を描き、さらに嘆きや怒り、悲しみなどの感情表現をともなわせて人物画をよりリアルに自然に描くことは、当時の西洋絵画にはなかった、とても画期的なことでした。このことから、古代ローマ風の様式を蘇らせつつ現代風にアレンジするという革新的な仕事をしたジョットは、その後のルネサンス到来へとつながる美術史へ大きな影響を与えた画家として称えられ、「西洋絵画の父」「近代絵画の祖」とも呼ばれるようになりました。ルネサンスへの道筋を切り開いたという点において、このスクロヴェーニ礼拝堂のジョットのフレスコ画は西洋絵画史において最も重要な作品に位置づけられています。

ユネスコ委員会もユネスコ世界遺産登録に際し、「フレスコ画の変遷の内、最も劇的に発展した時期の証拠であり、人間の空間表現の飛躍を表している」と評価しています。

新たに世界遺産になったスクロヴェーニ礼拝堂

「まさにこの場所で西洋美術史の流れが変わったんだ」という感動を肌で感じることができた、スクロヴェーニ礼拝堂。15分という鑑賞時間はあっという間で、なかなかフレスコ画をひとつひとつじっくり鑑賞する余裕はありませんでしたが、唯一無二の素晴らしいジョットの世界観を味わえた15分でした。

スクロヴェーニ礼拝堂(HP:英語) http://www.cappelladegliscrovegni.it/index.php/en/
(予約サイト:英語) https://cappelladegliscrovegni.vivaticket.it/index.php
住所 Piazza Eremitani, 8, 35121 Padova PD
電話 (+39) 049 201 0020

<連載「二度目のイタリア、次に行くならこんな街」まだまだ知らないイタリアの魅力を紹介!>
Vol.1 映画の舞台にもなったコルトーナ
Vol.2 紀元前300年の青銅版に偉大な歴史を感じる街グッビオ
Vol.3 聖堂内の美しさに引き込まれるアッシジとスポレート
Vol.4 世界一の高さを誇る〇〇の滝?!マルモレの滝で避暑
Vol.5 島そのものが豪華宮殿「ベッラ島(美しい島)」
Vol.6 2021年ユネスコ世界遺産に登録!パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂

このコラムはイタリア情報サイト「SHOP ITALIA」で掲載になったものです。
【二度目のイタリア、次に行くならこんな街Vol.6|「2021年ユネスコ世界遺産に登録!パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂」】

◆「あがるイタリア」&「SHOP ITALIA」のでコラム連載しています。過去の記事もこちらからどうぞ♪

コラム一覧はこちら→ https://shop-italia.jp/author/mako-kobayashi

Mako Kobayashi

元静岡朝日テレビ報道記者、フィレンツェ在住。フィレンツェFMラジオ局レギュラーパーソナリティー(2012年〜現在)、「週刊新潮」イタリア取材協力ライター。JFN系列FMラジオ「On The Planet」レギュラー出演、「ITALIANITY」イタリア発コラム、「Fiat magazine CIAO!」にてイタリアからFiat情報発信、「あがるイタリア」小林真子のイタリア通信コラム連載中。「イタリア好き」イタリア好き通信コラム連載。「宅ふぁいる便」イタリア発、美食通信、イタリア労働ビザを取得・イタリアで起業、イタリア製バッグのオンラインストアAmicaMakoを経営。イタリアのテレビ局SKYに出演、イタリアの新聞社La Repubblicaから取材。英国留学、カリフォルニア州立大学留学、イタリア留学、現在までに海外39カ国、イタリア18州周遊。詳しいプロフィールはこちら。

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カテゴリー: LIFE, TRAVEL, イタリアの旅行情報, イタリアの暮らし タグ: italianity, イタリアニティ, イタリア旅行, コラム連載, スクロヴェーニ礼拝堂, パドヴァ, 二度目のイタリア 作成者: Mako

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